【ノア】矢野丸藤がオカダ組倒しGHCタッグ死守 邪道&外道がGHCジュニアタッグ初戴冠
GHCヘビー戴冠に向け中嶋が絶好調アピール
絶好調の中嶋(左)がGHCヘビー初戴冠に向け止まらない! 【横田修平】
開始早々、中嶋は奇襲を仕掛けてきた杉浦を場外戦で鉄柵に打ち付けると、リング上でもエルボー連打からビッグブーツ、サッカーボールキック2連発。だが、杉浦もお返しのイス攻撃から強烈なエルボーを連発。中嶋は大の字になってダウンしてしまう。だが、10分過ぎには、杉浦に対しフェイントのキックからのドラゴンスクリュー、串刺しハイキックを見舞うと、杉浦の雪崩式ブレーンバスター、逆エビ固め、ジャーマンスープレックスを食らいながらも、ミドルキックでダウンを奪い返す。さらにイス攻撃をハイキックで阻止し、杉浦のパートナーの飯塚高史をランニングキックからのバーティカルスパイクで粉砕。悲願の王座奪取に向け、「止まらない」絶好調ぶりをアピールした。
邪道&外道が「レェェヴェルの違い」を見せ付ける
邪道&外道が桃の青春タッグからGHCジュニアタッグのベルトを奪取 【横田修平】
両軍は6.21後楽園で同タイトルを賭けた3WAYマッチで対戦。邪道&外道組は勝敗には関係なかったことから、8.21有明コロシアムでV4に成功した王者組が、リング上から邪道&外道を呼び出し、挑戦者に指名した。
30年近い圧倒的なキャリアと、様々な団体を渡り歩いてきた抜群の知名度を誇る邪道&外道は、ホームリングさながらに観客を味方につけ、雰囲気でさっそく若き王者組を飲み込むと、試合運びでもまったくスキを見せず。25分以上にも及ぶ長期戦で、終始余裕を見せ付ける。
20分過ぎ、邪道が王者組の合体ニーアッパーからのデスバレーボムでダウンする場面もあったが、この最大のピンチも連係で乗り切ると、レフェリーへの誤爆を誘うスキに、外道が小峠に急所攻撃。さらに合体のスーパーパワーボム炸裂から邪道がクロスフェースオブJADOでとらえ、シングル&タッグのGHCジュニア2冠王であった小峠からギブアップを奪い取った。
試合後はケンオーハラが次期挑戦者に名乗りも「顔じゃねぇ」とバッサリ 【横田修平】