カープ優勝が僕にもたらす経済効果を試算 カネシゲタカシの『ぷぷぷぷプロ野球』

カネシゲタカシ

広島にカネシゲフィーバー到来!

 現実的なカープ優勝の経済効果はここまでなんですが(少なっ!)、ここからさらに万がイチ、億がイチの可能性を探ろうと思います。

 まず今回のコラムがカープファンの皆さんの間で評判になり、僕にカープ関連のお仕事がバンバン入るかもしれません。実現すれば約10万円の経済効果です。

 そうなると始球式でマツダスタジアムにも呼ばれ、さらにカネシゲ人気が爆発するでしょう。地元紙・中国新聞で『ぷぷぷぷ広島かーぷ』の連載が始まります。プラス100万円。

 となると今度は堂林翔太選手の奥様・枡田絵理奈アナとの帯番組が中国放送で平日午後に始まるでしょう。この『シゲちゃん&マスパンのちちん鯉コイ』が主婦層に大ウケ。プラス1000万円の経済効果。

 2019年には広島選挙区から立候補しトップ当選、参議院議員に。プラス1億円。

 2025年には日本人初の民間旅行者として宇宙へ。「地球は青かったけど、広島は赤勝った」の名言で流行語大賞受賞。プラス10億円。

国家権力でウィキペディアを改ざん。生粋の広島人として世を渡っています 【カネシゲタカシ】

 2035年にはカネシゲ首相(←当然なってます)のロビー活動が実を結び、カープ人気は世界規模へ。レディ・ガガやエマ・ワトソンの「カープ女子宣言」が話題となり、その後MLBとNPBの間で「シンシナティ・レッズ」と「広島カープ」の交換トレードが成立。プラス100億円……。

 ざっとここまでで試算すると、カープ優勝がカネシゲタカシにもたらす経済効果は「2万5500円から111億1112万5500円の間」ということになりました。カープファンの皆様、まずは次の参議院選挙でカネシゲタカシに清き一票!!

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著者プロフィール

1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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