福島「結果にこだわって走りたい」=陸上リオ五輪代表 発表会見

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リオでの活躍を誓う桐生祥秀(左から4番目)、福島千里(左から5番目)ら 【スポーツナビ】

 陸上競技のリオデジャネイロ五輪日本代表に内定した男子短距離の桐生祥秀(東洋大)、女子短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)らが27日、名古屋市内で記者会見を行い、五輪に懸ける意気込みを語った。

 男子100メートルで10秒01と現役最速の自己記録を持つ桐生は、26日に閉幕した日本選手権(愛知・パロマ瑞穂スタジアム)で3位と力を出し切れなかった。リオの大舞台に向けては「ここでしっかりと勝負するぞ、という気持ちもありますし、これからそのためにどんな練習をすれば良いのか、もっともっと自分の中で考えて、五輪を目指したい」と、気持ちを切り替えて臨むつもりだ。

 一方、日本選手権の200メートルで6年ぶりに自身の持つ日本記録を更新した福島は、3度目の五輪となる。過去2大会は100メートル、200メートルとも予選敗退と悔しい思いをしてきただけに「3度目の正直という言葉もあるので、結果にこだわって走りたい」と気を引き締めていた。

 なお、7月11日までに標準記録を突破し日本陸上競技連盟が定めた条件を満たすか、国際陸上競技連盟のインビテーションを受ければ、追加招集される可能性がある。日本陸連の尾縣貢専務理事は、「(12日以降に)選考委員会を開催して内定し次第、できるだけ早く公表したい」との意向を示した。

桐生祥秀

【スポーツナビ】

 日本選手権では思うようなタイムでは走れなかったのですが、代表に選んでいただいたので、五輪でしっかりと頑張れるように、良いタイムで終えられるようにしたいと思います。前回の五輪はテレビで見ていて、その頃は出たいと思っていても現実味のないものでした。今は出場する権利をいただいたので、ここでしっかりと勝負するぞ、という気持ちもありますし、これからそのためにどんな練習をすれば良いのか、もっともっと自分の中で考えて、五輪を目指したいと思います。

飯塚翔太

【スポーツナビ】

 また五輪に挑戦することができて、うれしいです。リオでは昨日の決勝のタイム、20秒11を切るくらいのタイムを準決勝で出せば、決勝が見えてくると思うので、決勝を目指して頑張りたいと思います。前回のロンドン五輪で、最後にリレーを走り終わった後に、メンバーと「もう一度この場所に戻ってこよう」という話をしたことを覚えています。無事に戻って来られて良かったと思います。前回は勝負に行くという気持ちが少なくて、スタートラインに立った時に、自分がここにいるのが信じられないというか、来てしまったというか、なんでここにいるんだろうという気持ちになってしまいました。その時に、次は勝負をしに来ようと思ったので、そこが前回大会とは違います。

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