【ZONE】 “世界で最も危険な格闘技”に挑む金子 全日本キック王座戴冠を目指す森井
世界一危険な「ミャンマーラウェイ」
5月1日に横浜文化体育館で開催されるキックボクシング大会「ZONE」(ゾーン)の公開練習が行われた 【FIGHTING GLOBE】
ミャンマーラウェイは裸拳で殴り合うだけではなく、頭突きもOKという究極の立ち技格闘技。今年2月14日、金子は現地で初めてこの闘いに挑み、65kg級王者タ・ペイニョに善戦するも2RKO負けを喫している。
頭突きのミット打ちも披露
“世界で最も危険な格闘技”ミャンマーラウェイに挑む金子大輝 【FIGHTING GLOBE】
ミャンマー式に裸拳で行なわれた金子とのスパーリングで、藤原はニャンリンアウンがどういう距離や角度で頭突きを打ってくるかなどを指南。金子に自信をつけさせていた。
「ミャンマーラウェイは根性や魂の削り合い。今回ニャンリンアウンからするとアウェイ。金子選手がガッツリ勝ってくれることを信じて僕のミャンマーでの記憶を託しました」
日本では初となる頭突きによるミット打ちを披露 【FIGHTING GLOBE】
「ミャンマーの大会では頭突きによるKOもありました。頭突きを打つコツは首のスナップにあると思う。振り降ろすのでなく、サイドから振る感じ。中にはイヤ倒れする選手もいたので、最後は本当に気持ちの勝負になってくると思う」
小林代表も森井に期待
全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメントに出場する森井洋介は小林さとし代表を相手にミット打ちを行なった 【FIGHTING GLOBE】
森井は全日本キックボクシング連盟でデビューしながら、同連盟は2009年に消滅。結局森井は憧れだった全日本のチャンピオンベルトを腰に巻くことがなかったが、小林代表の熱意によって復活する全日本王座を奪取しようとモチベーションは上がりっぱなしだ。
「優勝するためには1日2試合勝ち抜き、最大10ラウンドも闘わないといけないけど、そのためのスタミナもつけました。トーナメントで勝ち続けるコツはあとの試合を考えたらいけないということ。緒戦(準決勝)も決勝も倒しにいく。全日本キックは一度潰れてしまったけど、なくしたらいけない団体だと思う。全日本の名に恥じぬ試合をしたい」
何かと話題の多い大会だけに、小林代表もご満悦で次のように締めくくった。
「ミャンマーラウェイからは時代に逆行した、いまの格闘技からは見えないものが見えてくれればいいと思う。そんなラウェイに負けない熱い試合を森井には期待しています」
ZONEは門外不出の禁断の格闘技と復活する伝統の王座の魅力がぶつかり合う斬新な大会となるか。
5月1日(日)横浜文化体育館 開場14:00 本戦開始15:00
<メインイベント(第10試合)>
全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント決勝3分5R
第1試合の勝者VS第2試合の勝者
<第9試合 ZONEラウェイルール3分5R(インターバル90秒)>
ソーゴームドー (ミャンマー)
プロイタクシン・ノー・ナクシン(タイ)
<第8試合 ZONEラウェイルール 3分5R(インターバル90秒)>
金子大輝(リバーサルジム川口REDIPS)
ニャンリンアウン(ミャンマー)
<セミファイナル(第7試合) バンタム級3分5R>
藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)
キム・ドンセオン(韓国/”THE GYM”)
<第6試合 スーパーフライ級3分3R(最大延長2R)>
貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
優吏(真樹ジムオキナワ)
<第5試合 スーパーウェルター級3分3R(最大延長2R)>
安河内将一(和術慧舟會総本部)
小林準(RIKIX横浜)
<第4試合 ライト級3分3R>
錦和道(ゴールデングローブ)
長谷川健(RIKIX)
<第3試合 77kg契約3分3R>
エヴァン・ライト(Banジム)
中村充利(バンゲリングベイ・スピリット)
<第2試合 全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝3分3R(最大延長2R)>
サックスワン・GTジム(タイ/GTジム)
ダイナモ☆レンジャー(契明ジム)
<第1試合 全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(最大延長2R)>
森井洋介(ゴールデングローブ)
カズ☆仲村(真樹ジムオキナワ)
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