長谷部「どれだけ緊張感を持てるか」 W杯予選シリア戦前日 選手談話
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
無失点は「最低限のノルマ」と語った吉田(右)。明日はアグレッシブなプレーで勝利を目指す 【スポーツナビ】
(シリア戦に向けては)やることは変わらない。これまで通りのことを継続してやっていきたいです。目に見える役割というのは少ないですが、細かいタクティクスでやっていかなければならない部分、やろうとしていることがたくさんあります。相手がどうこうというよりはそれを成し遂げられるかどうか、監督が求めることをやれるかどうかが守備に関しては大事になってくると思います。
(細かいタクティクスとは)ディフェンスラインの押し上げのスピードであったり、カウンターが来た時の最初のポジショニングであったりはかなり細かくやっています。
(最終予選を戦って感じたことは)引いた相手に対して、1点目を取るのにかなり時間がかかってしまう。緩んできた時ではなく、ガチガチに守られているときに攻撃できるような形をもっと作りたいです。最終予選のグループによってはかなり厳しくなってくると思います。もちろんそこを意識しているし、W杯に向けてという意味では、残り2年しかないので、高いレベルを目指してやっていきたいです。
(最終予選はまだ無失点だが?)2次予選では(無失点が)最低限のノルマだと思っていますし、もちろん最終予選でも続けていきます。
(監督が「相手を殴りにいくくらいの気持ちで」と言っていたが?)殴りにいくくらいの気持ちでいきたいと思います(笑)。監督はかなりアグレッシブさを求めていますし、自分でも感じている部分です。相手は移動がある中、自分たちにはホームで2戦戦える利点もあるので、勝たなくてはいけないのはもちろんですが、内容的にも差を見せつけなければいけないと思います。
(早い時間で点を取るためにはどんな攻撃が必要?)なるべくシンプルに、きれいにやりすぎないことが重要だと思います。アフガニスタン戦で(金崎)夢生が決めた5点目であったり、(吉田が決めた)4点目のようなセットプレーからの攻撃も大事にしていきたいと思います。
西川周作(浦和レッズ)
(アフガニスタン戦はベンチだったが)ベンチの時は出ている選手をしっかり見ながら、自分のプレーに生かすというのを意識しています。危ない場面はなかったが、ああいう試合はGKにとっては難しい試合でもあるので、明日もどうなるかは分からないが、やっていきたいです。
(ここまで2次予選で1点も取られていないというのは、プレッシャーになる? やりがいになる?)やりがいになりますね。ここまで無失点でこれているということは評価していいことだと思いますし、評価してもらえているのだと思います。やはり続けていきたいし、GKとしてそこは強く思っています。