【W−1】鼓太郎とTAJIRIがクルーザー王座戦で初対決
藤村「将来的にはマスクマンになりたい」
3.20千葉大会でデビューが決まったW−1練習生の藤村康平 【写真提供:WRESTLE−1】
■藤村康平「3月20日の千葉・Blue Field大会でデビューすることになりました、藤村康平です。精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします」
――同期の熊ゴロー選手とは1年ほど差ができてしまいましたが、デビューを迎えることが決定した今の心境はいかがですか?
藤村 同期とだいたい1年ぐらいキャリアの差がついたというのはすごく焦りもありますし、すごく悔しい思いもありますが、やっとデビューできるということがとにかくすごくうれしいです。
――現時点で対戦相手がまだ決定していませんが、藤村選手の中でデビュー戦で闘いたい選手はいますか?
藤村 いろんな先輩方もそうですけど、同期の熊ゴロー選手とやってみたいと思っています。
――デビューが決まって、熊ゴロー選手から何か声をかけられたりしましたか?
藤村 はい、ありました。おめでとう、みたいな感じでした。
――体格的には熊ゴロー選手とはかなり違いますし、今後デビューしたら同じ若手という立場になる中で、まずは熊ゴロー選手と競い合っていきたいという思いでしょうか?
藤村 そうですね。まずは必死に闘っていきたいと思います。
――身長的にはクルーザーに近いと思いますが、藤村選手としてはどのようにお考えですか?
藤村 クルーザーの選手としてルチャとかやっていきたいな、という気持ちはあります。マスクマンの選手がすごい好きで、マスクをかぶることに憧れています。
――今マスクマンはアンディ選手しかいませんが、将来的にはマスクマンになりたいと考えているということでしょうか?
藤村 はい。マスクをかぶろうと思っています。
――目標とするレスラーはいますか?
藤村 マスクかぶっている選手が好きなんですけど、以前WRESTLE−1に上がっていた、エル・イホ・デル・パンテーラ選手は少しだけ一緒に練習させてもらっていて。練習する問の動きも試合の時の技もすごくて何でもできるので、こういう選手になりたいと思いました。
――改めてWRESTLE−1を選んだ理由というものは何でしょうか?
藤村 武藤選手が好きで小さい時から見ていたので。武藤選手の所に行きたくて武藤塾のテストを受けました。
――藤村選手からみてWRESTLE−1の面白さや魅力はどんなところですか?
藤村 僕も含め若い選手がいっぱいいて。とにかく若い選手がチャンスをもらって闘える団体というところです。
――現状の自分の売りやアピールポイントはどういったところでしょうか?
藤村 この小さい体を活かした戦いを見せられればいいと思います。あとスピードには自身があります。
―一方でブラジリアン柔術の経験もあるということですが、それを活かそうということも考えているのでしょうか?
藤村 WRESTLE−1に入門する前に少しだけやっていて。福岡の道場なんですけど、そこのコンセプトが小さい人が大きい相手に勝つ、っていうところで。僕も力では勝てないので技でと思いまして少し勉強しました。柔術の動きというのもゆくゆくは出していければと考えています。
熊ゴロー選手と同期入門の藤村康平。アクシデントにより一時寮を出ることになったが、プロレスを諦めず努力した結果デビューが決定した。体は小さいがその不屈の闘志は本物。今後の藤村康平の活躍に注目が集まる。