内藤がNJC初優勝 4.10両国でIWGP挑戦へ 失意の後藤がオカダと握手でCHAOS入り

高木裕美

NEVER王者・柴田に小島が挑戦表明

小島がNEVER王者・柴田に挑戦表明 【横田修平】

 NEVER無差別級王者・柴田勝頼に小島聡が挑戦表明。両者のタイトルマッチが決定的となった。
 決起宣言をした小島ら第三世代に柴田が噛み付いたことにより勃発した両者の抗争。この日は柴田が田口隆祐と、小島が天山広吉と組んでタッグ対決するも、柴田の目には小島しか見えておらず。試合権利のある天山を無視してコーナーに控える小島に蹴りかかると、「いっちゃうぞバカヤロー」も全力で阻止。しかし、小島も天山との天コジカッターで柴田を黙らせると、孤立した田口を豪快なラリアットで粉砕した。「そろそろ1対1でやろうじゃないか。おまえが怖くなかったら、そのベルトをかけてオレと戦え」と、第三世代のプライドを賭けて全力で潰しにかかると宣戦布告した。

 IWGPヘビー級王者のオカダは、桜庭和志と組んで、永田裕志&中西学の第三世代コンビに快勝。永田&中西は、2人同時の野人ダンスからラリアット、ハイキックを繰り出すと、永田が桜庭に白目式腕固め、中西がオカダにアルゼンチンバッククリーカー。だが、オカダは中西のパワーをしのぐと、カウンターのドロップキックからダイビングエルボードロップ、レインメーカーで一気に仕留めた。

トンガがパートナーに“マイブラザー”投入を予告

IWGPタッグ挑戦を表明していたトンガは、パートナーに“マイブラザー”投入を予告 【横田修平】

 セミファイナルでは、棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃組vs.バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&高橋裕二郎組が激突。同じ東北の山形県出身である本間がトンガにこけしロケット、小こけしを決めるも、コーナーからこけしを狙おうとしたとこころを雪崩式ガンスタンで投げられ、ヴェレノに3カウントを献上した。

 かねてから真壁&本間組の持つIWGPタッグ王座への挑戦を表明していたトンガは、勝手に2本のベルトを強奪すると、「新たな時代、自分たちの時代がやってくる。バレットクラブの新メンバーはマイブラザーだ」とアピール。共にタッグ王座に挑むパートナーが、WWEではカマーチョの名前で活躍した兄のテヴィタ・フィフィタであることを匂わせた。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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