ドラフト超目玉・田中正義を動画で分析=圧巻の投球が生み出される理由とは!?

高木遊

田中の投球動画(スロー再生あり)


(制作協力:花田裕次郎/ベースボール・タイムズ)

投球フォーム正面(1)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(2)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(3)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(4)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(5)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(6)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(7)

【花田裕次郎】

投球フォーム正面(8)

【花田裕次郎】

投球フォーム総評

ドラフトの目玉と言われる創価大・田中正義と、これまで小川泰弘(ヤクルト)ら多くの好投手を育成して来た佐藤康弘投手コーチ 【花田裕次郎】

■田中「フォームには固執しない」

(まだ課題はいろいろとありますが)まずは体が変わらないとフォームは絶対に変わりません。フォームを変えるには、(例えば)肩の可動域を広げることもそうですし、もし重心の低いフォームにしたいのであれば股関節を柔らかくしないといけません。そうしないうちにフォームを変えても違うところに負担がかかり怪我につながります。毎日、体の状態は違うので、同じフォームで投げて同じボールが行くことはありません。大切にしているのは、その日のベストなボールが行くようにすることですから。フォームに固執すると、それが上手くいかないと“これじゃ、ダメだ”って言って投げられなくなっちゃいます。

■佐藤コーチ「まだまだ良くなっている」
(剛速球の秘訣は)やっぱり前ページの(3)の形ですね。かっこいいですよね。今後上のレベルでやるにあたって、(股関節が柔らかくなるなど、あくまで自然にですが)ステップが広がってくると、もっとすごい投手になります。完成度はまだまだですし、秋が終わってからもまだ良くなっています。性格がいいので、天狗になるタイプじゃないですよね。スカウトの方も「だから伸びるんだよね」と褒めてくれています。

佐藤コーチ推薦の1枚

投手をやっている人たちに参考にしてほしいと佐藤コーチが挙げた1枚 【花田裕次郎】

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著者プロフィール

1988年、東京都生まれ。幼い頃よりスポーツ観戦に勤しみ、東洋大学社会学部卒業後、スポーツライターとして活動を開始。関東を中心に全国各地の大学野球を精力的に取材。中学、高校、社会人などアマチュア野球全般やラグビーなども取材領域とする。

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