たまにはそういう怒りをもって、予想に入るのもいいだろう。正月にふさわしいかもしれない。

　まず写真説明から。原稿を書いている時分にはまだ枠番も出ていないので、今回は京都金杯の方に集中する。

［写真１］はエキストラエンド。一昨年の金杯で幸せをくれた。撮影は古く、１３年の秋で、鞍上はたぶん角居調教師だと思う。

［写真２］は昨年暮れ、阪神Ｃ前のダイワマッジョーレ。

［写真３］は昨秋のカシオペアＳを勝ったトーセンスターダム。昨秋のマイルＣＳ週の撮影。たぶん一番人気だろう。

［写真４］は休み明け２走目のマーティンボロ。１４年２月撮影。

［写真５］はマジェスティハーツ。１３年秋、神戸新聞杯で２着に入った直後の撮影で、横は森一馬騎手。

［写真６］はミッキーラブソング。昨秋の撮影。

［写真７］は１３年春、オークスを勝った直後のメイショウマンボと担当の塩見助手。

　なかなかの混戦だ。しかし京都金杯は一昨年、エキストラエンドで幸せもらったし、昨年は宮本厩舎のウインフルブルームが勝ったし、まったく個人的な感覚で恐縮だが、身近な馬が勝つ傾向にあると思う。

　いま一番気になっているのは、あと９勝に迫った橋口厩舎の通算千勝だ。定年まであと２カ月で９勝というのは楽な数字ではない。でも、なんだか達成してしまいそうな気がしてならない。まずは、大きな愛着を持っていると橋口調教師自身が言う京都金杯だ。ミッキーラブソングは前走もいい走りをしたし、ここで最後の重賞（と言っては失礼かもしれないが）を勝ってジリッと千勝に近づくように思える。

　ミッキーラブソングの単千円。三連単ミッキー頭固定、ヒモにマーティンボロ、ダイワマッジョーレ、トーセンスターダム、マジェスティハーツ、ウインプリメーラ、エキストラエンドの６頭で計３０点、各３００円で９千円。総計１万円でいく。