28人に求められる攻守の役割 プレミア12侍ジャパンを予想!
内外野の理想は1ポジション2人
【ベースボール・タイムズ】
大会規定に違いはあるが、過去の国際大会などを参考にすると、「投手13人」「捕手3人」はほぼ確定。残りの12枠を内外野でどう振り分けるか。当然、ポジションが偏ってしまうと戦略の幅が狭くなる。複数のポジションを守れる選手を重用しながらも、けがなどの予期せぬアクシデントなどを考えると、「1ポジション2人制」が理想の形になるだろう。
その上で、有事の際に最も対応がしやすい「一塁」と「外野」を1枠ずつ削るのが妥当と考える。
投手陣のメンバー構成で必要なこと
【ベースボール・タイムズ】
グループリーグでは、移動日を含めた8日間で計5試合を戦う。プランとしては、この5試合を「5人の先発+α」で勝ち抜き、16日の準々決勝、19日の準決勝、21日の決勝は「エース3人+総力戦」の態勢を整えたいところ。また、世界一になった過去の大会を振り返ると、06年WBCの決勝・キューバ戦(10対6で勝利)は「松坂大輔−渡辺俊介−藤田宗一−大塚晶則」の投手リレー。
09年WBCの決勝・韓国戦(5対3で勝利)は「岩隈久志−杉内俊哉−ダルビッシュ有」の継投で締めた。ここから浮かび上がるのは、中継ぎの“専門職”と“左腕”の必要性と、先発から抑えへの“コンバート”だろう。
以上のことから、今大会では先発枠「5」に、その控えとなるロングリリーフ要員を「2」、そして中継ぎの専門職を「4」、先発からのコンバートも含めた抑え枠を「2」としたい。