南部監督「得たものはたくさんある」 バレーW杯 ロシア戦後のコメント

スポーツナビ

清水邦広(パナソニック)

今大会の日本代表について、清水は「強くなると自信を持って言えるチーム」と語る 【坂本清】

「強くなると自信を持って言えるチーム」

(ロシアは)非常にブロックの高いチームでしたが、そこまでブロックの組織はよくないので、いやらしいところに当てればブロックアウトも取れますし、高いだけでそこまできつくはなかったです。序盤からずっと集中していたセットはこちらのサーブも入って、サーブレシーブも入っていました。最初に相手に点数を取られてしまうとすごく相手のサーブが強くなり、サーブレシーブが乱れてしまってセットを取られてしまうことがあったので、そこはこれから今後に向けてやっていきたいです。

 4年前(のW杯)と比べてチーム自体も1戦1戦やる中で伸びていったチームだと思いますし、自分自身も楽しかったです。このチームは五輪に向けてもっともっと強くなると自信を持って言えるチームだと思うので、もう1回五輪に向けて個人が何をしなければいけないかを考えて、そこに向かってやっていきたいと思います。

柳田将洋(サントリー)

柳田(15番)は「11戦やって大きな経験になった」と大会を振り返った 【坂本清】

「負けはしたが自信になった」

 世界ランク2位の相手と互角に戦えて、負けてはしまいましたがフルセットまで持ち込めたのは少し自信になったと思っています。しかし東京の3連戦で勝ち切れなかったのは大きな課題になったと思うので、チームに戻った中でも心がけて練習できるようにしていきたいです。

 11戦やって、僕自身は大きな経験になりました。経験以上に課題が見つかった大会になったと思います。この身長でどれだけ動けるかを求められた中で、運動量が足りないと痛感させられたので、企業に戻ってから、五輪に出た先のことも考えて強化していきたいです。

深津英臣(パナソニック)

深津は「世界に勝てる力はついてきた」とチームの成長を実感している 【坂本清】

「世界に勝てる力はついてきた」

 2セット目から相手はポジションを変えてスタートしてきて、13番の選手(ドミトリー・ムセルスキー)が真ん中から鋭いスパイクを打ってきました。どうしようかと悩んだ時に、サーブで攻めて13番に打たせないようにしようと話し合ったのですが、攻めようと思ってもなかなかそういうサーブが打てなかったのも技術不足だと思いますし、反省点だと思います。

 大会を通して5勝6敗という結果でしたが、世界に必ず勝てる力はついてきたと思いますが、まだまだ勝てないのが現実なので、もう1つ2つ、1人ずつが成長して次の代表合宿に参加すれば五輪に行けると思うので、成長できるように頑張っていきたいです。

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