木村沙織「良いバレーではなかった」 バレーW杯 ペルー戦後コメント

スポーツナビ

古藤千鶴(久光製薬)

勝負どころを意識する古藤は、スパイカーとの関係をさらに詰めていく必要性を語った 【坂本清】

「もっとスパイカーとコミュニケーションを取る」

 ストレートで勝つことができましたが、まだまだ課題が残る試合だったと思います。
ペルーはレセプション(サーブレシーブ)もサーブも安定していて、なかなか自分たちのバレーが作りにくかったのですが、崩れても直接失点にしないように、3本目が打てるところまでしっかり持っていこうという意識でコートに立ちました。

 東京ラウンドでも、チャンスボールをしっかり点につなげることができなかったり、簡単なボールをミスしてしまうのがチームの課題だと思います。自分自身(の課題)は、トスの精度とか、展開やリズムという面でもっともっとスパイカーとコミュニケーションを取って、詰めていかないと勝負どころで勝てないと思います。もっと詰めることと、ディフェンスとブロックをしっかり頑張りたいです。

長岡望悠(久光製薬)

明日の韓国戦に向けて、長岡はディフェンスとサーブをポイントに挙げた 【坂本清】

「韓国戦はサーブで攻めたい」

 仙台に移動してきて、体育館が変わった中で全員がコートに立つことができました。誰が出てもしっかり良い準備ができていたと思います。

(明日の韓国戦に向けては)エースが決めて盛り上げて、チームがまとまってくるようなところもあるので、まずはしっかりサーブで攻めたいです。ここまでやってきたブロックとディフェンスをしっかり出し切って、1点1点に集中してやっていきたいです。

最多得点は木村と長岡

FIVB参照データ 【スポーツナビ】

 この試合、積極的な選手交代をしながら全メンバーをコートに送り出した眞鍋政義監督。他の選手に出場機会を譲った時間も多かったものの、木村は長岡と並んでチーム最多となる12得点を挙げた。第3セットの6−5の場面では、レフトからスパイクを決め、その後の連続得点につながるプレーを見せている。スパイクだけではなく、サーブやブロックでも得点を挙げており、幅広いプレーでチームに貢献した。

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