女性のカラダにいいランニング方法 上達のコツ直伝!シリーズ 第16回

ACS編集部

POINT(2)水の上を走っているイメージ(部分痩せ対策)

 脂肪を燃やすことだけを意識して、長い距離を腰が落ちたまま走ってはいませんか? このようなフォームで走ると、常に空気イスをしている感じになってしまうため、自然に余計な筋肉を使ってしまい脚が細くならないことが多いです。

 西田さんのように足首から腿までスラッとさせ、下半身を痩せさせるためには、腰を高く保って水の上を走っているようなイメージで接地時間を短くすることを心掛けましょう。

▼腰が落ちている走り


▼腰の位置が高いところでキープされている走り

POINT(3)走る前にカラダに刺激を入れる(部分痩せ対策)

 ランニングをより効果的にするには、走る前の準備が大切です。おしゃれなランニングウェアを着ると、心に刺激が入りテンションが上がりますね。また、カラダの準備としては、筋力トレーニングをして成長ホルモンを分泌させることも大切です。例えばお尻に刺激を入れると大きい筋肉を使って走ることができ、お尻周りの部分痩せにもつながります。走る前に使いたい筋肉に刺激を入れると、より質の良いランニングができるんです。



 今回教えていただいたのは、女性でもすぐに始められ、今日からランニングで実践できる簡単なことばかり。ちょっと意識して変えるだけで、少しずつ悩みが解消されていきます。

 西田さんは「女性だけでなく男性もランニングのたびに少しずつ意識することで、体は変化していきますので、頑張りすぎることなく、継続して欲しいです」とアドバイス。さらに、「カラダの外側だけでなく、内面にもいいのがランニングですので、またそのお話しもできたらと思います」と語ってくれました。

 みなさんも、少しずつ意識しながら、ランニングを始めましょう!

西田隆維プロフィール

1977年生まれ。タレント、「西田ランニングくらぶ」代表/株式会社オーランド代表取締役社長。2001年エドモントン世界陸上選手権に日本代表として出場。マラソン9位。駒澤大学時代は4年間連続で箱根駅伝に出場。4年時の第76回は復路のエース区間9区にて当時の区間新記録を樹立した。その後、ヱスビー食品、JALグランドサービスで選手を続け、現在はタレント業もこなしながら、スポーツの発展と社会貢献を目的とした会社を設立し活躍。イベント主催など活動の場を広げている。

2/2ページ

著者プロフィール

元十種競技選手の奥山剛史が代表を務める、株式会社アスリート・キャリア・サポート。「スポーツはみんなを元気にする。」をコンセプトに、人とスポーツとの関わりをデザインし、躍動感あふれる社会をつくるためにさまざまなアイディアでスポーツを楽しみ愛する人を応援していきます

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント