川淵「サッカー界と協力して盛り上げる」 一般社団法人JPBL設立記念セレモニー
岩手県盛岡市 谷藤裕明市長のあいさつ
今日はいよいよの申し込みということで、岩手ビッグブルズの熱い思いを受けまして、私も会場を整備していくという立場の中で、5千人という基準があるわけですが、岩手国体が来年でございます。それまでは会場がアイスリンクの状態がバスケットの時期とダブっているのですが、隣に通年のアイスリンクを建設中です。国体終了後にはフロア化して、5千人収容できる総合アリーナができる予定です。それが平成29年3月まで改修がかかりますが、十分に5千人以上の施設が完了するということで、ぜひわれわれの思いを受け止めていただけたらありがたいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
独立行政法人日本スポーツ振興センター 河野一郎理事長のあいさつ
まずはこのようなことが現実になるというのを、実はハラハラしながら見ておりました。これからが大変だとは思いますが、まずスタートを切ることが重要です。いろいろな場面でFIBAの方とお会いすることもありましたが、バスケというスポーツで心は一緒だなと思っております。日本スポーツ振興センターとしても、これまでのバスケットボール界を支援させていただいておりますけれど、これでさらに力を入れてご支援させていただくことができる環境が整ってくると思います。
2020年に向けてスポーツ界が一丸となって前へ進もうという時に、これでバスケットとともに前を向くことができるんだなと実感しております。川淵チェアマンや境田先生も大変ご苦労をされてきたと思いますが、多分これからは当事者の方がかなりご苦労あるかと思いますが、ぜひ前へ進むという気持ちで一緒に前進していけたらと思っております。おめでとうございます。
公益財団法人日本バスケットボール協会 梅野哲雄会長職務代行のあいさつ
現在わたくしどもJBAはFIBAより制裁を受けております。ジャパン2024タスクフォースが立ち上がりまして、国内リーグ、JBAガバナンス、強化育成について今後の日本のバスケットボールの発展に向けて検討していただいております。特に川淵チェアマンをはじめ、タスクフォースメンバーの皆様には大変お世話になっております。着実に実を結び始めていることにお礼を申し上げたいと思います。
新プロリーグは日本のバスケットボールの強化や普及の象徴となるリーグであります。このリーグの発展が日本バスケットボールの発展につながりますので、チーム関係者のご理解をいただき、全チームに参入表明をいただけることを期待したいと思います。
最後に、文部科学省をはじめ、タスクフォースのメンバーの方々にはご協力をいただけましたことをありがとうございました。本当に今日はおめでとうございます。
文部科学省スポーツ・青少年局 先崎卓歩競技スポーツ課長のあいさつ
本日は法人設立、誠におめでとうございます。タスクフォースが立ち上がって、川淵チェアマンの強力なリーダーシップのもと、ここにご参集の皆さんが一丸となってご尽力された結果がまさにここで一つ花開いたと思っております。バスケットボールは非常にメジャーなスポーツです。プレーヤーは60万人というふうにも言われており、野球、サッカーに次ぐものと言われている。
昨年の11月26日(制裁決定)に衝撃が走ったわけでございますが、そこからの立ち上がり、立ち直りというのは、文部科学省においても非常に迅速であったと驚きと敬意を持って受け止めております。もちろんまだこれで終わりということではないので、24の応募があったということでございます。まだこれからも続々と応募があることかと思いますし、審査もありますし、タスクフォースも何回か開かれると思います。そして、6月18日にFIBAのミーティングを迎えるわけですが、制裁が解除されるということを私どもとしても祈念したいと思います。
東京五輪・パラリンピックまであと1938日でございます。残念ながら、男子バスケットボールは1976年のモントリオール大会以来出場がないわけですが、今回のこの大きなうねりをきっかけとして、プロバスケットボール界のみならず、バスケットボール界全体が大きくなり、輝かしい記録を残すことができるように祈念を申し上げまして文部科学省のごあいさつにかえさせていただきたいと思います。本日は本当におめでとうございます。