ランナー必見のトレーニング計画

青山剛

<目標>フルマラソン大会に2度出場し、自己ベスト更新を目指す!

【青山剛】

■2015 年間トレーニング計画
4月  スピード練習導入期
5月  スピード練習期(1)
6月  スピード練習期(2)

7月  クロストレーニング期(1)
8月  クロストレーニング期(2)

9月  マラソン12週間プログラム(1〜4週)
10月 マラソン12週間プログラム(5〜8週)
11月 マラソン12週間プログラム(9〜12週)

12月 リコンディショニング期

1月  マラソン12週間プログラム(1〜4週)
2月  マラソン12週間プログラム(5〜8週)
3月  マラソン12週間プログラム(9〜12週)
※1〜3月は大会時期に応じて「変則12週間プログラム」へ

【青山剛】

(例)フルマラソンベスト:4時間10分前後のランナーの場合

それぞれの時期のトレーニング内容とは?

■トレーニング内容
4〜6月 
春トレ:5キロ〜10キロのスピードを高める

7〜8月 
夏トレ:他種目(水泳など)も取り入れて秋の走り込みに備える

9〜11月 
秋トレ:12週間プログラムでメリハリをつけて大会を目指す

12月 
休養&準備:大会やトレーニングの疲労を取り、準備する

1〜3月 
冬トレ:12週間プログラムでメリハリをつけて大会を目指す

 市民ランナーの場合、日本の気候、風習(忘年会、新年会、年末年始など)を加味すると、目標大会は11月末あたりに1回、2月〜3月あたりにもう1回の合計2レースあたりがベストになってくることが分かりました。

 今年の連載では、このような月別トレーニングを毎月「今月のトレーニング」として指導紹介していく予定です。今シーズンはマラソン大会に挑戦、そして自己ベストを目指すランナーの皆さんは、ぜひ参考にしてトレーニングを進めてみてください。

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著者プロフィール

元プロトライアスリート。大学時にプロ活動を開始し、1999年世界選手権日本代表に選出される。その後トライアスリート中西真知子選手のコーチとなり、指導者としての活動をスタート。同選手を2004年アテネ五輪出場に導く。現在は、ランニング、トライアスロン、クロストレーニングのコーチとして競技者から初心者、子供、タレントまで幅広く指導。著書に『ランニング・コアメソッド』『DVDパーフェクトストレッチ100』など多数。(社)日本トライアスロン連合強化チーム・指導者養成委員 元日本オリンピック委員会・強化コーチ

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