バーチャルサーキットでレーサー気分! 「松原渓のスポーツ百景」
【Getty Images】
3月はスポーツイベント開幕の季節
同じく3月に開幕するスポーツといえばF1がある。世界を転戦しながら白熱したレースを繰り広げるF1を、一度は生観戦してみたい。生のエンジン音やコーナリング、カラフルなマシンの競演、空気を切り裂く300km超のスピード、そして世界中から集うトップレーサーたち。そこにはスタジアムで見るサッカーの試合と同じように、テレビ観戦とは違う醍醐味(だいごみ)があるのだろう。
調べてみると、観戦チケット(指定席、駐車券つき)は4万円台〜8万円台までと、なかなかのお値段でびっくりしたけれど、日本で見られる機会は年に一度。しかも、3日間通しで見られるのだとか。今年の日本GPは9月末。人生何事も経験。今年こそ……。
そんなことをレース好きの知人と話したら、面白そうなネタを提供してくれた。それが、「バーチャルサーキット」だ。
バーチャルサーキットを初体験!
瞬きする暇もないほどの迫力! 【松原渓】
シュミレーターには世界中の有名コースが100以上も収録されているそうで、F1開催サーキットはほぼ全てをカバーしているのだとか。実際、お客さんの中には「レーサーの気持ちを知りたい」と疑似体験を求めて訪れるファンも多く、女性では彼氏へのプレゼントに、ということもあるそうだ。
F1の試合前に、このバーチャルサーキットで実際のコースをシミュレーションしてから本番のレースを観戦すれば、よりリアルな感覚で見られることは間違いなさそう。現在、国内ではD.D.R(秋葉原、池袋)、東京バーチャルサーキット(赤坂、大阪)などでこのバーチャルサーキットが体験できる。
「これは、もしかしたらF1観戦初心者の私にとっても、良い教材になるかも?」
というわけで早速、赤坂のバーチャルサーキットに体験しにいってみた。