恋愛もランニングもマニュアル通りはNG 走る女優×ランニングアドバイザー対談
【写真提供:デサント】
恋愛と同じで、ハウツー本を読むのはほどほどに
【写真提供:デサント】
恋愛だってそう、型にはまっちゃったら駄目じゃないですか。ハウツー本のノウハウに自分を当てはめようとする。私らしく僕らしくで、いいじゃないですか? 人間は性格も体型もみんな違うんだから、すべてに当てはまる成功する方法ってのはないかな。
高山 発想の転換というか、引き算思考は切り替えたほうがいいかなと思いますね。ダイエット目的だと、踊り場(体重の減少がパッタリと、止まる時期)となる時期が必ず訪れて、「走っててもやせないじゃん!」みたいな気持ちになるんですよ。そういう時こそ、焼き肉食べたいから、走ろうみたいな感じで、日常にあふれる楽しみと組み合わせてあげるべきだと思うんです。プラスマイナスゼロでもいいのかなって。
もし、「どうしても体重を減らしたい」という方であれば、焼き肉とかケーキじゃなくて、新しいウェアを買うとか、何かをご褒美を自分に買ってあげるとか、ですかね。
――基本、走ることって「疲れる」という感覚の人が多いじゃないですか? 「走ることが気持ちいい」という感覚はどうやったら手に入るのでしょうか?
真鍋 大会に出るというのは大事かも。もちろん、フルじゃなくていいから5キロとか10キロとか。タイムとかを求めるんじゃなくて、みんなで一斉にスタートしてゴールするということを味わう、あの非日常の感覚が楽しいのかなと。それに大会のために練習するから、練習も続いて一石二鳥ですよね。
――何かのために頑張っている自分かっこいいとか、そういう感覚もありますしね。
高山 そのためにシューズもウェアもそろえたくなったり。1人で参加するのが嫌なら誰かと参加すればいいから。モチベーションを保つには大会が大事かなぁと。大会に出られるまでにちゃんと練習しようとかね。