TMDKとK.E.S.が早くもヒートアップ=2.11GHCタッグ選手権調印式
GHCタッグ王者のTMDKが外敵であるK.E.S.から至宝を守れるか!? 【写真:プロレスリング・ノア】
1月10日のノア後楽園大会に「お宝を全部頂戴する」と乱入してきた鈴木みのる率いる鈴木軍。NWAタッグ王者でもあるK.E.S.も大暴れし、1月ツアーで組まれた前哨戦ではK.E.S.がほぼ勝利を収めている。「世界で最も危険なタッグチーム」とうそぶくK.E.S.に対して、「オレたちのホームを守る」とTMDKはきっぱり。写真撮影では小競り合いが始まるなど両チームともにヒートアップした。
果たして、K.E.S.が鈴木軍に初めての至宝をもたらすか!? TMDKが昨年度プロレス大賞最優秀タッグの弾丸ヤンキース(杉浦貴&田中将斗)から死闘の末に奪ったベルトを死守するか!?
なお、外国人同士のGHCタッグ選手権はGHC史上初の開催となる。
TMDK「ついに決着がつく」
――タイトルマッチへの意気込みをお願いします。
マイキー 選手権を前にして、いよいよ2対2できちんと試合ができると思うと非常にエキサイティングな気持ちだ。ここまで2対2ではなく、多勢に無勢というか人数が多い状態でやってきているので、ついに決着をつける日が来るかと思うとワクワクしている。
シェイン 今まではスズキグン総出だからオレたちに少し勝っているつもりかもしれないが、このタイトルマッチは2対2。絶対に負けない。オレたちのことを“ぶっ潰してやる”とかよく言ってるけど、そんなことはさせない。ベルトを持っているのはオレたちで、TMDKが最高でベストチームだ。
スミスJr. 口ではいろいろ言ってるが何が大事か。これから起こる真実は2月11日にオレたちがニューGHCタッグチャンピオンになるということだ。もう時間の問題でK.E.Sの2人でTMDKからベルトを奪う(マイクをテーブルに叩きつける)!
アーチャー TMDKが今ベルトを巻いてるが、それはオレたちのために持っていてくれてるだけ。レッスルキングダムでお前らは何を見せた? お前らは“The Mighty Don't Kneel”(TMDKの総称)であり、若く、ハングリーで、そして強いかもしれない。でも、オレたちはどうやってお前らを傷つけ、そして勝ち、リアルチャンピオンになるか、その術を知っている。
オレたちはこのベルト(NWA世界タッグ)を持っている世界一のタッグチーム。お前らじゃない。2月11日、K.E.S.とTMDKが同じリングに立ち、GHCのタイトルをかけて戦う。お前らはベストチャンスだと思ってるかもしれないが、俺らに屈してきた他のヤツらと一緒になるだけだ。そして失敗に気づき、二度と戦いたくないと思うだろう。2月4日、後楽園ホールの6人タッグでもスズキグンの戦いをするだけだ。その勢いで2月11日、ナゴヤ、オマエたちはキラーボムをくらい、俺たちの前にひざまずく。オレたちはGHCタッグのベルトをアメリカ、カナダに持って帰る。そして世界を回る。オレたちはリアルチャンピオンチームであり、世界で最も危険なタッグチームであることを証明してやるよ。スズキグン、イチバーン!
K.E.S.「オレたちが世界一のチーム」
シェイン TMDKは元々どんなにやられても、追いつめられれば追いつめられるほど最後に力を発揮して上にあがる。ヤツラは“ひざまずかせる”と言ってるが、犬みたいに最後に必ず噛みついてやる!
――1月ツアーを経てノアの印象は?
スミス スズキグン、K.E.S.が乗り込んできて1カ月。既に(ノアを)乗っ取っている。スズキグンがイチバンであり、オレたちがまずこのトレジャー(宝)をスズキグンに持っていく最初のチームになる(マイクに拳を叩きつける)!
アーチャー オレたち2人のK.E.S.はチャンピオンになるために生まれてきたチームだ。数々のベルトを手にしてきた。日本に来てもIWGPタッグも、ここにある(NWA世界タッグ)ベルトも獲ってる。ノアには確かにいい選手がいるかもしれない。だがその誰よりも、世界中の誰よりもオレたちの方が上だ! それがスズキグン、K.E.S.がイチバンたるゆえんだ。日本だけじゃない。世界一のチームだ。TMDK、生きて帰れるかもしれないが…覚悟をしておけ。
――ノアマットで外国人同士のタイトルマッチは初めてとなりますが?
シェイン オレたちは侵略しに来たんじゃない。ノアに来てから4年近く経つ。オレたちは自分たちを“外国人選手”とは思ってない。ノアに乗り込んできた敵を相手にして何が大事かというと、オレたちのホームを守ること。それが大事だと思っている。
このあと写真撮影が行われるが、言い争いから小競り合いに発展。アーチャーがテーブルを投げ倒し、スミスJr.がイスを投げ捨てK.E.S.が立ち去る。
シェイン イスや机をひっくり返したりしたけど、オレたちは物ではなく人間。こんな簡単に投げられるようなチャンピオンじゃない。オレたちこそ世界のベストタッグチームだ。
マイキー このベルトを獲るために、死にもの狂いで死闘を繰り広げて来た。あんなヤツらに明け渡す気はさらさらないよ。
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