注目は無敗同士の日本Sフェザー級王座戦=2月のボクシング興行見どころ
五十嵐が2階級制覇へ再起3戦目
13年4月に八重樫東と激闘を繰り広げた元WBC世界王者・五十嵐。2階級制覇へ再起3戦目となる 【写真は共同】
アテネ五輪出場経験もあるサウスポーは元メキシコチャンピオンに快勝し、スーパーフライ級戦線の重要なキャストとして名乗りを上げられるか。また、アンダーカードに出場する日本スーパーフェザー級10位の尾川堅一(帝拳/13勝11KO1敗)にも注目したい。スーパーフェザー級の次期挑戦者候補として期待される日本拳法出身の強打者は、アマ経験豊富なサウスポー中野和也(花形/8勝7KO3敗)を相手に6連続KO勝利を狙う。
岩佐がIBF世界王座挑戦者決定戦
勝ち残ったほうが、27日(日本時間28日)に米・カリフォルニア州インディオで行われるIBF世界バンタム級タイトルマッチ、全勝チャンピオンのランディ・カバジェロ(米)対アルベルト・ゲバラ(メキシコ)戦の勝者への挑戦権を手にする。ペラレスにとってもビッグチャンス。そう簡単な試合にはならないはずだが、厳しい戦いを乗り越えてこそ、その先の大舞台につながる経験にもなる。高校3冠からプロ転向した俊才は大一番で本領を発揮することができるか。その真価が問われることになる。