ノア丸藤が鈴木軍迎撃へ助っ人「X」投入 ジュニアでも鈴木軍との抗争が勃発

プロレスリング・ノア

ノア初の3WAYタッグでのタイトルマッチが実現

ノア初となる3WAYタッグでのタイトルマッチに臨むGHCジュニアタッグ王者組 【写真:プロレスリング・ノア】

 3.15有明コロシアム大会では、拳王&大原はじめの王者組がTAKAみちのく&エル・デスペラード、原田大輔&平柳玄藩との3WAYマッチでのGHCジュニア・タッグ防衛戦。GHCジュニアも2.4後楽園大会でのザック・セイバーJr.vs.タイチの勝者が、王者・小峠篤司へ挑戦と、鈴木軍の侵攻により動きが慌しくなってきたノアジュニア。
 初の3WAYマッチでの防衛戦に拳王は「今までのノアにないものを出して、最終的に相手2チームいるけど俺たちの色でタイトルマッチを染めたいと思います」と、鈴木軍に眼中なし。小峠も「タイチの試合を見てうちのジュニアメンバーよりは怖くないかなと思っています。ザックがしっかりタイチを片づけてきてくれると信じてます」と、ノア同士でのタイトルマッチを熱望した。

――1.18博多でTAKAみちのく&エル・デスペラードが、1.24大阪で平柳玄藩のアピールもあり、3WAY戦でのタイトルマッチが決定しました。

拳王 まずね、俺たちは今までにノアにないものをどんどん活かしてノアのリングを活性化していこうという考えでやっていく中で、3WAYタッグマッチのタイトルマッチは初めてなので、今までのノアにないものを出して、最終的に相手2チームいるけど俺たちの色でタイトルマッチを染めたいと思います。

大原 今ね、拳王が言ったけど自分らがベルトを持ってノアをもっとムイビエンにしていきたいんで。そのためにはいろいろ手法はあるし、考えもあるけどとにかくうちらは初めてのもの今までノアになかったものを作っていきたい。それが話題になったりとか、今までに見たことのないものをお客さんが見て楽しんでね、リング上が活性化されればそれでいいかなと思って。TLCマッチもやったし新日本にも行ったりとか、いろいろやってきて、その中で次は3WAYでやれたら面白いと思うから、そういう考えです。

――大原選手はかなり3WAYが得意ということで。

大原 そうですね。去年も初めてのシングルの方で3WAYやりましたけど、それもやっぱり今までない試合形式でのタイトル戦だったんで、新しい試みとしてやりたいなってありましたし、自分個人としても3WAYのゲーム性とか面白いと思って、中々そういうので試合が今までノアの歴史の中でなかったと思っていたからやってみたいと思ったし、自分が3WAYが好きとか3WAY推進委員会会長とか抜きにノアのベルトをうちらで持って今までと同じことを繰り返しててもしょうがないと思うから、新しい歴史を作りたいし新しい刺激を生んで、拳王と大原がベルト持っていると今までのノアと違うなというのを見せつけたいから。

――拳王選手は3WAYという形式については?

拳王 見てても客も飽きずに見られる試合形式だなと思うし、相手チームは2チームいるということで、相手チームの流れに持って行かれずに、俺たちの流れで会場を超危暴軍の空気にさせて俺たちがベルトを防衛したいなと考えてます。

――挑戦者チームそれぞれについて印象は?

拳王 平柳は平柳ですごい我が強いなと思うし、鈴木軍の奴らも俺たちはあんまり眼中にねえけど、勝手に出てきやがって、あいつらもあいつらですごい我が強いと思うけどね。俺たちも俺たちでとてつもない我の強さを持っているからね。そちらの部分でも俺たちの憎たらしいこの我っていう部分を見せつけてやりたいなと思ってます。

大原 鈴木軍の人たちのことはよくわからないし、何ともそこは言い難いんだけども、エル・デスペラード選手はメキシコ出身と聞いてるんで、その部分に関して言えば、僕はメキシコ生まれのCMLLでやってきたルチャドールなんで、ルチャドールとしては楽しみかなって部分はありますけども、それ以外はちょっとよく分からないてのが正直なところです。
 平柳は今回も変な我の強さを出してワーワー言って、この間、博多でタイトルマッチしたばかりなんだけど、“まためんどくさいことになっているな”というのが正直な印象なんですけど、彼もよく分からない波を持っていて、突然力を出すと強くなるというかとてつもない力を発揮する時があるから、それがちょっと怖いからそこを注意するのと、原田は安定した強さを持っているし、試合のバランスとか流れをつかむのが上手いから。去年は長くベルトをもっていた人間だしそういう所を注意してね。でも拳王、俺のコンビネーションはもう出来上がっているから俺らの強さは試合の流れとかを変えるようなシーンはその二組には無理かなと思っているから、うちらが必ず勝ちますね。

小峠「タイチはうちのジュニアよりは怖くない」

GHCジュニア初防衛に成功した小峠は鈴木軍よりノア対決を熱望 【写真:プロレスリング・ノア】

 ベルト獲った時と初防衛戦、両方とも原田大輔だったんですけど、今回の勝利は自信につながりましたね。(12.6)有明の時はチャレンジャーという、攻めるだけの姿勢でいきましたし、今回は年明けて鈴木軍という新しい勢力が入ってきて、どうしてもそればっかりがクローズアップされるんですけど、それを差し置いてメインイベントで組まれたっていうのはノアの所属同士の試合を、大阪大会に見に来たお客さんに印象に残るような試合が出来たと思いますんで良い自信になりました。
 原田大輔をまわりはライバルって言って、有明コロシアムから期間がなかったけど腕を上げるというか新しいものを見せてくるんで、4月に(デビュー)10年目になりますけど僕自身もプロレスの扉が開けた気がしたんで自信になりましたね。
 タイチとザックの勝者が次の相手ということなんですけど、チャンピオンとしてはどっちでもいいよという感じですけど、僕としては九州まわってきてバッドエンディングが続いていたんでそういう意味ではノアファンのお客さんに気持ち良く帰っていただきたい。グッドエンディングを見せていきたいということで、ザックはノアの人間だと思ってますんでどっちでも来いというよりはザックがしっかりタイチを片づけてきてくれると信じてます。またノアジュニアとしてこれぞノアっていうものを見せたいなと思います。

――3.15有明コロシアムはチャンピオンとして迎えるが?

 自信つけたんで、ザックが来たらチャンピオンとして、強さと素晴らしい試合をチャンピオンらしくやっていきたいと思いますし、鈴木軍に対しては内容よりもあっちに対しては結果なんで勝つことだけを考えていこうと思ってるんで、トレーニングしっかりやっていきますけどまた対戦相手が決まったら、またもっていき方が変わってくると思うんで今はしっかり備えてチャンピオンらしく待とうかと思います。

――鈴木軍にこれだけやられてタイチ選手を自分の手で倒したいという思いはありますか?

 (24日の)土曜日までは対鈴木軍というよりは原田との前哨戦ということだったので、対抗戦としてはこれからになってくるんで、自分が倒したらおいしいというのは分かってるんですけど、ノアとして鈴木軍と戦わないといけないと思っていますんでノアの方が強かったとそういう結果につなげていきたいとは思っています。

――タイチ選手は小峠選手を知らないと言っていますが?

 僕は彼のことも知っていますし、チャンピオンとして負けられないんでしっかり対策を練ってこれから戦う人間のことを調べています。今のノアジュニアのメンバーは実力ある人間だと思うんで、タイチの試合を見てうちのジュニアメンバーよりは怖くないかなと思っています。

――ザックが実力出せば勝てる?

 向こうもズルさとかチームとしてどういう風に試合をしてくるかと思うんで、気持ちを切り替えて鈴木軍に関しては策を練っていこうかと思っていますね。

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