大仁田が因縁の長州に宣戦布告 1.12レジェンド殴り込みを予告

大仁田事務所

大仁田は抗争中の初代タイガー、貴闘力だけでなく、因縁の長州にも宣戦布告 【大仁田事務所】

“邪道”大仁田厚が、遺恨深まる貴闘力&初代タイガーマスク、さらに因縁浅からぬ長州力に対して以下の通り声明を発表した。
「貴闘力に告ぐ! 先日5日のリアルジャパン後楽園で再び胸を貸してやったが、オマエはまだまだプロレスの奥深さを知らない。だいたいデビューから8カ月で2試合なんて、焼肉屋の片手間にリングに上がっているのか!? プロレスを舐めるなよ。プロレス大賞敢闘賞に輝いた、この邪道・大仁田厚がもっともっと試練を与えてやるからありがたく思え。リアルジャパンの次の大会は3月らしいが、もったいつけるんじゃねぇ! 貴闘力の保護者のタイガーマスクよ、1月にレジェンドの後楽園があるんだろ。そこへ貴闘力を連れてこい。

 そういえば、その後楽園には長州さんも出るそうですね。長州さん、ご活躍の様子、テレビで拝見しております。すっかりバラエティータレントの真似事が板に付きましたね。そのかわりリングからはご無沙汰のようで、この大仁田は年甲斐もなくあちこちのリングに上がってあくせく闘っていますが、どこへ行っても長州さんを見かけないので、芸能活動が多忙でプロレスは廃業したものとばかり思っていました。いくら貴闘力と顔が瓜二つだからって、長州さん、あなたもバイト感覚で試合する気なんですか!?
 かくなる上は、来年1月12日、レジェンド・ザ・プロレスリング後楽園ホール大会に邪道軍有志ともども参上し、初代タイガーマスクならびに貴闘力、ついでに長州力の相手をしてやるから、カードを組んで待っておけ?」

 ほとんど言いがかりのような邪道要求に対し、名指しで挑発を受けた長州、初代タイガー、貴闘力がそれぞれどのような反応を示すのか。新たな火種が投げつけられた。

VMび襲撃に帝王・高山は怒り心頭

ブードゥー・マーダーズに襲撃を受けた高山は「オレに手をかけたらどうなるか…」と怒り心頭 【大仁田事務所】

 なお、大仁田は10日午後、都内で『常陸乃国大花火』12.19水戸の調印式に出席。初コンビを結成する高山善廣が会見場の入り口で待ち伏せた対戦相手のブードゥー・マーダーズ(TARU&“brother”YASSHI)に襲撃されるハプニングもあったが、自身もリアルジャパン12.5後楽園の試合後に駐車場で暴行を受けた大仁田は「ヤツら(ブードゥー)の行動力はすごいものがある」と認め、凶器持ち込み自由の“ノーロープ有刺鉄線電流爆破・電流爆破バット&凶器準備集合罪デスマッチ”採用を即決した。これには「オレに手をかけたらどうなるか、次のリングでわからせる」と怒り心頭の高山も異論なし。

 その上で両雄は、「オレたちが組むのは今回限り。昨日、電話で高山さんからも『今回限りで』と言われました。オレたちが組み続けても面白くない」(大仁田)「今回タッグを組むのは、あくまでも大仁田厚を倒してオレが電流爆破のリングでも帝王として君臨するためのステップ」(高山)と、口を揃えて“邪帝コンビ”が最初で最後となることを言明。ブードゥー粉砕を前提に、大仁田のプロレス生活40周年記念ツアーとして再び全国各地で電流爆破連戦が組まれる2015年に早くも目を向けた。

(文・小野仁)


■『常陸乃国大花火』
12月19日(金)茨城・茨城県立スポーツセンター

<ノーロープ有刺鉄線電流爆破・電流爆破バット&凶器準備集合罪デスマッチ>
大仁田厚、高山善廣
TARU、“brother”YASSHI
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