東福岡・中島「夏も冬も獲りたい」 第93回全国高校サッカー選手権 抽選会

スポーツナビ

流通経済大柏 廣瀧直矢主将

作陽との対戦が決まった流通経済大柏の廣瀧主将は「厳しい戦いにはなる」と気を引き締めていた 【スポーツナビ】

「最後に選手権に向けてみんなの意識が変わった」

 県予選ではビハインドの状況が多かったのですが、それを跳ね返す力が確実についたと思います。ただ、今は失点が重なっているのでDFラインは修正していきたいと思います。今までは正直チームとして甘い部分がありました。プレミアリーグで勝てない時期が続いて、9月を境にメンバーががらっと替わりました。その時点で選手権も視野に入れて、「真面目で頑張れてよく走れる選手を使う」と監督からも話がありました。そこで、それまでは出ていたのに出られなくなった選手は、また試合に出るために努力してくれました。そこで切磋琢磨して、全体のレベルを上げることができました。最後に選手権に向けてみんなの意識が変わって、「絶対に勝ちたい!」という気持ちがやっと現れてきたと思います。

(作陽とは)直接やったことがないですが、毎年選手権でよく聞く名前ですし、伝統あるチームだと思うので厳しい戦いにはなると思っています。注目度が高い大会ですし、小学校から憧れていた大会なので、チームとしても4年ぶり(の出場)ですし、自分も未知の体験です。人生で一度きりなので、全力で後悔のないように戦っていきたいです。

 チームとしては東福岡をやっぱり意識していて、みんな「東福岡とやって勝ちたい」というのがあります。それを叶えるためにには決勝までいかなければいけないので、一戦一戦自分たちのサッカーをして勝ちあがって、最後勝つことができたら最高の結果かなと思います。東福岡は夏の王者でもありますし、注目されている。流経はプライドが高い人間が多いので“それ”を倒したいという気持ちがあります。

前橋育英 鈴木徳真主将

U−19日本代表でもある前橋育英の鈴木主将は、「群馬を代表する気持ちを背負って戦いたい」と戦友への想いを語った 【スポーツナビ】

「群馬を代表する気持ちを背負って戦いたい」

 県予選では、自分たちがやるべきプレッシングサッカーができたので勝つことができました。相手も「これで最後」という思いが強かったですが、その中で自分たちは勝つことができたので、この全国大会は群馬を代表すると言うか、今まで戦ってきた人たちの分まで気持ちを背負ってやっていきたいなと思っています。

 どこまでいけるかとかは考えずに、目の前の試合が一番の勝負だと思っています。目の前の試合にどれだけ力を出せるか……というのをやっていきたいと思っています。

 選手権は3年間の集大成です。自分の持ち味の守備などでチームに貢献し、育英らしさを出す鍵となるプレーをしていきたいと思っています。

國學院久我山 内藤健太主将

昨年の開幕戦で敗れた國學院久我山の内藤主将は「ミスを忘れたことはない」とリベンジを誓った 【スポーツナビ】

「今年はディフェンスラインも安定」

(初戦の相手、前原の印象は)沖縄のチームとやった中で一番苦戦した相手なので、気を抜かず、自分たちのサッカーをしていきたいと思います。

 國學院久我山と言えばパス回しだと思うのですが、今年はディフェンスラインも安定していますし、予選では全試合無失点でした。守るときは全員で守って、攻めるときは全員で攻めるところは強みだと思います。ディフェンスラインでいえば、昨年も4バックで出ていた3人が残っています。良い経験を積ませてもらっているので、失点をしないことで、攻撃陣も思い切って攻めることができていると思います。

(昨年は開幕戦で敗れているが)去年は自分のミスで失点して負けているので、それを忘れたことはないですし、それを思い出しながら毎試合に臨んでいます。目の前の1戦1戦、試合の中の各局面で集中を切らさずに、勝ちあがっていきたいと思います。

広島皆実 油井喬介主将

「有終の美を飾れるように頑張りたい」と意気込みを語った広島皆実の油井主将 【スポーツナビ】

「後輩のためにも良い結果を出したい」

(初戦で対戦する)尚志高校は何度か対戦したことがありますが、粘り強く、やりにくい相手だったという記憶があります。難しい試合にはなると思いますが、一戦一戦大事にして、1試合でも多く今のチームで戦えたらと思っています。

 自分たちはオフェンス力が持ち味で、オフェンスの4枚にすごく迫力があります。そこに良い形でボールが入れば必ず1点を決めることができるチームなので、前線4枚をいかに良い状態でプレーさせることができるか、というのがチームとして一番重要な部分です。県大会も、良い距離感でプレーすることができたので得点力が出ました。そこにプラスして、しっかりと守備がハマったので、県大会を失点ゼロで抑えることができたと思っています。

(選手権は)自分自身サッカーは今年が最後になるので、有終の美を飾れるように頑張りたい。また、後輩のためにも、どのような結果を出せるかというのも大事になってくると思うので、良い結果を出すことができるように頑張りたいと思います。

2/3ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント