貴闘力、プロレス第2戦は邪道軍と5対5=大仁田厚が平井代表の恥かしい写真で脅迫

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公開練習で好調をアピールする貴闘力の元に…

初代タイガーマスクが手にするのは大仁田が持ち込んだリアルジャパン・平井代表のSM調教写真。この写真で脅迫された初代タイガーと貴闘力は大仁田が要求する邪道軍との10人タッグマッチを呑まざるを得なかった(写真は不祥事の責任を取って切腹を命じられる平井代表) 【(C)リアルジャパン】

 プロレス2戦目に挑む元大相撲の関脇・貴闘力のカードが6日、大仁田厚率いる邪道軍との5対5マッチに決定した。

 12.5リアルジャパン後楽園ホール大会でタッグを組む初代タイガーマスクと大相撲の元関脇・貴闘力が都内・掣圏真陰流興義館で公開練習。スーパータイガーを相手に、必殺のリキハリアットを繰り出して何度もスーパータイガーを吹っ飛ばし、好調ぶりをアピールしていた。しかし、その矢先、怒号とともに矢口壹琅が興義館に乱入。「どこの会場に行っても、俺のことを貴闘力に負けた奴と言われてしまう」と報復を表明。ほどなく大仁田厚も姿を現し、「いいものを持ってきたんじゃぁ」と封筒から写真を取り出すと、平井丈雅リアルジャパンプロレス代表の顔が青ざめた。

「この写真を公開してもいいのか」と、対戦を迫る脅迫を始めた邪道コンビ。ただ、写真を見た初代タイガーマスクも、「これはまずい」と平井代表を詰問。貴闘力に至っては、「こんなのに事務所の経費を使っていたのか」と、平井代表を蹴っ飛ばした。

大仁田が平井代表のSM写真を持ち込んで…

大仁田の持ち込んだ写真で顔色が変わる初代タイガーマスク。大仁田の卑劣な手にはまった… 【(C)リアルジャパン】

 リアルジャパン側の不祥事とあっては、対戦要求を呑まざるを得ない。なにしろ、大仁田が持ち込んだ証拠写真は、平井代表がSM女王様に調教される恥ずかしい恰好のものだったからだ。これで12月5日の後楽園ホール大会メインイベントは、邪道軍との5対5の10人タッグマッチに。リアルジャパン側は初代タイガーマスク、貴闘力ら選抜の5名、邪道軍も近日メンバーを発表するという。

 会場の規制から電流爆破は出来ないが、「凶器のあるなしを決めたところでなし崩しにされる」ため、ルールも邪道軍側に任せることに。ただ、以前に両軍はストラップマッチで対戦しているが、「あの時のムチは自分のを持ってきたのか」と、大仁田に罵声を浴びせられた平井代表。初代タイガーも「切腹しろ」と小刀を取り出すなど、正座させられた平井代表は四面楚歌だった。

 1年前にも合コンした相手が、大仁田事務所の関係者だった疑惑があり、「佐山先生のおっしゃるように、わが国にスパイ防止法案が成立していないのが悪い。まずはその成立が先決」と反論するのが精一杯。記者から「ケジメをどうつけるのか?」と問われた平井代表は、「試合に完全勝利すればリアルジャパンの勝ちであり、禊の証になる。実力では負けない。親方のリキハリアット5発で全員KOにして終わりにしたい」と結んだ。

 緊急事態発生のリアルジャパンプロレス。貴闘力は「曙とやりたい、と言ったのに」と、最後まで不満そうだった。

<原稿提供:Gedo43企画>
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