中西が12年半ぶりノア参戦「暴れたい」 新日第3世代軍が10.12横浜大会に進撃
小島は超危暴軍眼中なし「練習試合のつもりで」
小島 小島です。われわれ、“天コジ”は15年以上の歴史を持ったタッグチームです。相手の超危暴軍というチームのことはよくわかりませんが、たぶん私たちの足元にもおよばないんじゃないかと断言できます。われわれの15年以上の歴史、そしてタッグチームの本当の面白さ、素晴らしさを彼らにわかってもらいたいと思います。以上です。
――10月のグローバル・リーグ戦では森嶋選手と同じブロック。過去にGHCチャンピオン森嶋選手の防衛戦で敗れているが?
小島 そのことも忘れていました。そのくらい印象にない選手だとはっきり言わせてもらいましょう。以上です。
――天山選手、2人の印象をお願いします。
天山 新日本プロレスの天山です。今回、久しぶりにノアさんのリングに上がるということで非常に楽しみにしております。ただ森嶋、マイバッハというチームですけれども、正直あまり知識がなく、わからないんですけれども、コジが言ったとおり私たち15年間しっかり“天コジ”チームとして、日本だけではなく世界どこ行っても“天コジ”が一番だと証明したいんで、相手が森嶋&マイバッハ、どんな試合になるかわかりませんがしっかりと相手をたたきのめして証明したいと思います。
――改めて試合の意気込みを小島選手からお願いします。
小島 改めて言わせてもらいましょう。残りあと3日ですか? その3日間の間、精一杯練習して、トレーニングして私たちに対抗できるようにしてきてください。以上です。
天山 翌日に新日本プロレス両国大会がありまして、NWAタッグの防衛戦もあります。正直、この試合はNWAタッグ選手権が本番だとしたらこの試合は練習試合だとそのくらいの気持ちでいきたいと思います。まあ相手がしっかりと俺たちに対抗できるだけの力があれば楽しい試合になると思います。皆さん期待してください。
――超危暴軍は反則や乱入だったり手段を選ばない軍団ですが?
小島 知らないと言いつつ、実はいろいろと調べました。ただ“超危暴軍”という文字にあるように危ないという試合は私たちはしないと思います。例えるなら私たち“天コジ”は“超喜暴”というふうに「喜んで暴れる」と読んでいただいても構わないです。それだけのことをやってきたと自負しています。もしくは“希望”という文字ですね。“超希望軍”でも構いません。見ているファンの方に希望を与えている、それだけの自負をもったチームですので、その辺を森嶋選手と谷口選手には頭に入れてもらいたいなと思います。
天山 “チョウキボウグン”という名前らしいですけどどう意味なんですか?
――危険に暴れるということですが?
天山 まぁ、しっかり暴れてほしいなと。こっちはどんな相手だろうと、いろんな修羅場をくぐり抜けてきたチームなんで。試合が終わった後に「こいつらとまたやりたいな」とインパクトがある相手であってほしいなと思います。
――小島選手に関してはグローバル・リーグ戦にむけてはずみをつけたいという試合になる?
小島 タッグとシングルは別物だと思っていますが、ここ数年ノアに上がらせてもらって非常に素晴らしい選手がたくさんいると感じてます。ただ、だからといって「私よりも上なのか?」と言われればそうとは思わなかったので、その辺をノアの選手に分かってもらえればと思います。
――永田選手に続いて2年連続で新日本プロレスの優勝を狙っていますか?
小島 あまり永田選手のことは意識をしていないというか、今は一緒にやりながらでも敵対する間柄でもありましたので、そういう意味では永田選手と決勝戦という青写真を描いていますけれども、いろいろとありながらノアのリングっていうのはね、一種独特なもので、僕自身も良い意味で燃えられる場所だと思っていますので楽しみにしています。
――超危暴軍が会見に来ていないことに関しては?
天山 ほんと失礼な話で、どこから見てるかわからなくて、来ないかなーって期待はしてるんですけど、盛り上がらないんでね。とにかく当日は叩きつぶして二度と……(物音がして)おっ、来たか? ……来るならいつでも来いって感じ。とにかくベストな“天コジ”チームでしっかりと戦いたいと思います……まだ来ないな。
――永田選手が去年リーグ戦を制して3大リーグ戦を制覇しましたが、小島選手にもチャンスがめぐってきた?
小島 意識はしていなくて少しは片隅にあるんですけど、それより今ノアに上がっているたくさんの選手と試合ができることに喜びを感じています。外国人選手であったり、定期的に上がっている中嶋勝彦選手とか関本大介選手とかそういう選手とも試合できるんでその辺も楽しみにしています。