10,000人参加の大スポーツ運動会 平瀬ガチ勝負、学生美女ランナーも

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田口壮「20年東京五輪につながれば」

RENA(左から2人目)、宍戸(同3人目)らシュートボクシングチーム 【スポーツナビDo】

 コーポレートゲームズで実施されたスポーツは、リレーマラソン、フットサル、サッカー、野球、ソフトボール、バスケットボール、ボウリング、テニス、ゴルフ、バレーボール、バドミントン、卓球、ドッジボールの13種目。この中で、メイン競技として夢の島で行われたのが、チームでタスキをつなぎ42.195kmを走破するリレーマラソンだ。

 元プロビーチバレー選手の浅尾美和さんが午前11時にスタートの号砲を鳴らした同種目には、元MLB選手の田口壮さん、女性芸能人では最速のフルマラソン自己ベスト3時間3分3秒の記録を持つモデル・タレントの西谷綾子さん、宍戸大樹・RENAらシュートボクシングの選手たちが、一般ランナーに混じって参加した。

女性芸能人最速のマラソンランナー・西谷綾子さんは、男女混合5人リレーオープンクラスの部で見事に優勝 【スポーツナビDo】

田口壮さん(左)が第1走者の大役を果たすも「みんな速い!」 【スポーツナビDo】

 みんなで楽しめることがスポーツの一番いいところ、と話してくれたのは初日の第1走者という大役を堂々務めた田口さん。「スポーツって、みんな大勢で一体感を感じたり、達成感を感じられるところが最高なんですよね。コーポレートゲームズのようなイベントを通して、そういったことが少しずつ蓄積されて、それが2020年の東京五輪につながっていけば」と、6年後のさらなるスポーツの祭典への架け橋となることを期待していた。

学生団体SWITCHの美女ランナーズ

学生団体SWITCHが結成した美女ランナーズが大会を華やかに盛り上げた 【スポーツナビDo】

 あらためて陸上競技場全体に目を向けてみると、田口さんが言っていたように、走る人・応援する人それぞれが思い思いにリレーマラソンを楽しんでいる。そんな時、ふと爽やかな美女集団が目に付いたので、つられて声をかけてみると、学生団体SWITCHのメンバーだという。学生の力で社会に元気の波を届けたい、という思いのもと、これまでに大学生の運動会「Charity Sports Festival」の企画運営をはじめ、さまざまな活動をしている学生グループだ。代表の桐本滉平さんが説明してくれた。

「今回、コーポレートゲームズさんが僕たちの活動に注目していただき、公式の協力団体として半年ほど前から準備などに携わらせていただくことになりました。学生たちもこのスポーツイベントに巻き込んでいこうと企画していく中で、この“美女ランナーズ”を結成することになりました」
 参加チームの中にあって一際目を引いていた美女ランナーズ以外にも、SWITCHからは総勢50名がリレーマラソンに参加。この学生たちの若い力が大きなうねりとなり、コーポレートゲームズを支える巨大なパワーの1つとなったのは間違いないところだろう。

アイドリング!!!に奇跡は起きるのか!?

アイドリング!!!メンバーがリレーマラソンで大奮闘! 【スポーツナビDo】

 そして、スポーツナビDoが3回にわたってりリポートしてきた人気アイドルグループ「アイドリング!!!」は、満を持して大会2日目のリレーマラソンに登場した。

アイドリング!!!に“奇跡”は起きるのか 【スポーツナビDo】

 トップバッターの32号・関谷真由が作戦通りに快調なペースで飛ばし、2番手の33号・橋本瑠果にバトンパス……果たしてアイドリング!!!のメンバーはアンカーの16号・菊地亜美までタスキをつなぎ、無事にゴールすることはできたのか? そして、ゴールの向こう側にはとんでもない“奇跡”が待っていた!?
 アイドリング!!!のリレーマラソン挑戦は、10月15日放送予定のフジテレビ地上波『アイドリング!!!』、またはCS放送でぜひチェックしてください。

平瀬、三浦淳らドリームチームで真剣勝負!

平瀬さん(中)ら元サッカー日本代表がドリームチームを結成しフットサルに参加 【スポーツナビDo】

 一方、夢の島から場所を移してやって来たのは、東陽町のフットサルクラブ東京東陽町コート。ここでは、元サッカー日本代表の久保竜彦さん、同じく元日本代表の平瀬智行さんらがフットサルに参加していた。特に平瀬さんは、日本メンタルトレーナー協会チームとして、三浦淳寛さん、本田泰人さん、都築龍太さんら元日本代表選手とともにスペシャルチームを結成。一般参加チームといっしょになってガチンコでフットサルを楽しんでいた。

三浦淳寛さん(中)も一般参加者を相手に真剣勝負! 【スポーツナビDo】

 そんなドリームチームと初戦で対戦したのは、明治安田システム・テクノロジーの社員仲間で結成された「SERUVA」。圧倒的不利かと思われたが、ふたを開けてみれば0−2の大健闘。あわやの場面を何度も演出し、「もしかしたら……と一瞬は思いました(笑)」と、取材に応えてくれたのはキャプテンの風間隆吾さんだ。

「すごく緊張しました。これだけたくさんのレジェンドが一度に来てくれてすごくうれしかったですし、2日前くらいからもうワクワクしていたんです。すごく貴重な経験になりました」
 元プロのアスリートだけではなく、当然、アマチュアの一般参加者にとってもトッププレーヤーと真剣勝負をするという体験は、願っていてもなかなか実現しないこと。それが、このコーポレートゲームズでは現実のものとなっていた。試合終了後には両チームいっしょに肩を組んでパシャリと記念撮影。これぞスポーツの醍醐味と言える一場面だった。

ボウリング場で見た変わったひとコマ

 スポーツを通じたプロと一般市民の交流と言えば、ちょっと変わった場面が見られたのはお台場パレットタウン。ボウリングの会場でのひとコマだ。そこでは、なんと元サッカー日本代表・城彰二さんが真剣にボウルを投球している姿が……。

 城さんもボウリングで参加したコーポレートゲームズレポートは、次回の後編へと続く。

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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