武藤嘉紀「得点できたことが一番の収穫」=国際親善試合 ベネズエラ戦後コメント

スポーツナビ

岡崎慎司(マインツ05/ドイツ)

「監督は選手の心をつかむのがうまい」

 センターFW(CF)に関しては、みんなが同じラインに立っていると思います。(監督が試していると?)試しているほうが強いと思います。でも、その中でも選手に対してすごくプレッシャーを与えるし、甘えを許さないところがあると思います。あそこでのミスはないと言うことがある。すごく厳しいことも言うけど、選手の心をつかむのがうまいというのがあります。

(先発を外れたが)久しぶりだったので、何をしていいんだか分からなかったです。だた、すごく新鮮だったし、ある意味それを待ち望んでいたところもあったので。冷静に自分がどこでやったらいいとか、どこでどうすべきとか、そういうのは考えて見ていました。(なぜ外されたとか考えた?)それは考えませんでした。逆に試合に出たら、どうしようかなと。(監督とは直接、CFをやりたいという話は?)してないです。それは通訳を通じて話してもらっているので。どこでもできるけど、マインツでもやっているので今回はCFで挑戦したいとは伝えています。

細貝萌(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)

「監督の求めているサッカーに近づけていきたい」

 アンカーがいて右の前ですけど、今までやったことのないポジションでもあるので、(本田)圭佑のカバーだったり、守備のところで早くプレッシャーを掛けることで、ボールを拾っていくことをメインでやっていければいいかなと思いました。でも前半、大きなミスをして(川島)永嗣さんに助けてもらいました。ああいうミスはしてはいけないし、自分の課題だと思います。

(前線に絡む回数も増えたと思うが)そんなに無理して前に行くことはなかったです。(柴崎)岳が前めの選手ですから、岳が気持ちよく前に上がれるようにうまくバランスを取れればいいなと思っていました。

(監督は)選手だったということもあるので、選手の気持ちも分かるし、監督業も長い人なので、選手とのコミュニケーションもすごく取ります。戦術はまだ期間が短いので完全にこういうサッカーというのはないですけど、シンプルなのかなと思います。

(インサイドハーフとアンカーどちらがいい?)それは監督が決めることでもありますし、こっちではアンカーで出ていないので、何とも言えないです。クラブでは今のポジションでやることはなくて、2ボランチだけど「アンカー気味にやってくれ」と監督から言われるので、攻撃しているときは残っていますし、逆に相手によっては3ボランチでアンカーを初めからやるときもある。監督から今回は右のインサイドハーフを与えてもらったので、監督の求めているサッカーに近づけていきたいと思います。

酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)

「今回の課題はクロス」

 ミスで失点につながることはすごくリスクが高いと思うので、そういうところはセーフティーにやること。ただ、アタッキングサード、ペナルティーエリアに入った時は個人の判断、アイデア。ミスはまったく気にしないというふうには監督が発信してるので、その言葉は選手に自信をもたらすと思うし、後ろでは簡単にやって、前では自分たちの思ったようなことを出す。そういうことができると思うんで、そこは良いことかなと思います。

(右サイドをやった戸惑いは?)そこまで感じなかったですけど、ただクロスの部分では……。プロなので言い訳はしたくないですけど、右をやった時も左と同じようなクロスの精度だったり、質ってところはやっていかなきゃいけないと思うので、そこは今回の課題として、チームに持ち帰って練習したいと思います。

田中順也(スポルティング・リスボン/ポルトガル)

「個の能力を伸ばして、日本の助けに」

 できたら点を取りたかったですけど、点だけを考えてバランスを崩すのもどうかなと。とりあえずはもっと個の能力を向こうで伸ばして、日本の助けになるように頑張っていきたいと思います。(監督からの指示は)入った時は、細貝君と代わって左に入ってということで、とにかく試合を良い方向に持っていけるように、と言われました。

 あのポジションの選手が良いタイミングで入っていけば、(柴崎)岳が点を取ったように、マイナス(のクロス)で空いてきたりする。その後も自分がフリーだなと思う時もあったし、チームとして僕のポジションが狙うパターンも増やしていければ。そうしたらFWも空いてくるし、マイナスの僕らも空いてくる。それはやっていて感じました。

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