楽に続けられ、効果の出るトレーニング 上達のコツ直伝!シリーズ 第5回
POINT(3)イメージを変えるだけで、より効果的に!
左:腰(股関節・臀部)主導のスクワット/右:膝主導のスクワット 【(c) Athlete Career Support】
左:椅子の少し前に普通に立つ/右:椅子に座るだけで腰主導のスクワットになる 【(c) Athlete Career Support】
椅子に座るようなイメージで腰を落としていってみてください。実際にモデルの方は「何も意識しないでできた。これなら家でも誰でもできるかも」と感動していました。自分でスマートフォンなどを使って撮影してみてもいいでしょう。自分のイメージとずいぶん違っているかもしれません。
左:膝に手を置いて姿勢を保持する/右:壁に手をついてバランスを取りながら 【(c) Athlete Career Support】
POINT(4)マンネリをやめよう
(1)飽きたら同じ種目を続けない!
人間誰しも飽きやすいもの。飽きてツラくなってきたらすぐ運動の種類を変えてしまえばいいんです。変化がでるだけで楽しくなり、いろんな部分をトレーニングできます。
(2)一曲トレーニングをやってみよう!
自分の好きな曲を選んで、その曲が流れている間だけトレーニングしてみましょう。運動がキツくても、好きな曲を聴いているだけでテンションが上がり動きも良くなるはず。
(3)オールアウトするまでやる!
回数だけを気にしていると、手を抜いたり、間違った動きをしてしまいます。回数なんか気にせずに、全力を出し切ってオールアウトするまで1セットだけやってみましょう。その日できた回数から自分の体調とも向き合えるのでオススメです。
今回、モデルの方に約1時間の指導を受けてもらう中で「体が動きやすくなった」「骨盤を意識できた!」「ここに効いている」「これで良かったんだ!」「簡単な動きだけど疲れた」など、自分の体の新たな発見をした言葉が多く聞こえてきました。
みなさんは今まで先入観や思い込みなどで、勝手にハードルを上げてしまって続かなくなることが多かったのではないでしょうか。正しいやり方やポイントだけ抑えていれば、そのほか決まりなんてないんです。
これまでの経験や習慣だけに頼らずに、自分の今の体の状況を知ってそれにあったプログラムを実践すること、つまり“考えかたを変える”“達成感を味わう”ことが楽にトレーニングを続け、効果が現れることにつながるのです。
早速、今から一曲選んで、楽しくトレーニングを始めてみましょう!