B×Bハルクが悲願のドリームゲート初戴冠=DRAGON GATE設立15周年記念大会

株式会社ドラゴンゲート

B×Bハルクが7度目の挑戦で悲願のドリームゲート初戴冠 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

 DRAGON GATE毎年恒例の地元・神戸でのビッグマッチ「KOBE プロレスフェスティバル2014」が7月20日、神戸ワールド記念ホールにて開催された。
 団体設立15周年記念大会として開催された今大会のメインイベントは、ドラゴンゲート最高峰王座のオープン・ザ・ドリームゲート王者YAMATOに、B×Bハルクが挑戦する選手権試合。
 これまで、実に7度の挑戦を果たしながら未だ戴冠のないハルク。一方の王者YAMATOはこれまで3度の王座獲得を果たしている。
 また、かつては同じユニットMAD BLANKEYに所属しながらハルクが脱退した経緯もあり、両者にとっては因縁の対戦ともいえる一戦となった。

奥の手フェニックス・スプラッシュで死闘制す

 試合は、序盤から王者のYAMATOがねちねちとハルクへ足攻め。得意の蹴りを封印しようという構え。これにはハルクも耐えるのが精一杯。大技も繰り出すが、決め手を欠く展開。しかし、後がないハルクはYAMATOの猛攻をことごとく跳ね返す。
 試合は30分を超す熱戦に。YAMATOのギャラリアをカウント2で返したハルクは形勢を逆転させ、ファーストフラッシュから奥の手のフェニックス・スプラッシュでついに3カウント。ついに念願のドリームゲート王座戴冠を果たした。

 試合後は、YAMATOの盟友である土井成樹がハルクをねぎらうと見せかけて欺く暴挙を働き、早くも挑戦を表明。ハッピーエンドをぶち壊され、怒り心頭のハルクはこれを受けて立つ構えをみせ、両者の激突は決定的となった。

■DRAGON GATE「15周年記念ドラゴンゲートKOBE プロレスフェスティバル2014」
7月20日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール 観衆:9650人(超満員札止め)

<第7試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
[王者]●YAMATO
(32分15秒 フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め)
[挑戦者]○B×Bハルク
※ハルクが新王者

<第6試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者]●鷹木信悟、戸澤 陽
(30分03秒 E.N.D→片エビ固め)
[挑戦者]○T−Hawk、Eita
※ミレニアルズが第32代王者組に

<第5試合 インターナショナル・ドリームタッグマッチ 60分1本勝負>
○吉野正人、リコシェ
(17分07秒 ソル・ナシエンテ)
●CIMA、マット・サイダル

<第4試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○土井成樹、サイバー・コング、Kzy
(17分19秒 バカタレ・スライディングキック→エビ固め)
[挑戦者]堀口元気H.A.Gee.Mee!!、●ジミー・ススム、Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
※王者組が初防衛に成功

<第3試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○フラミータ
(15分58秒 フラムフライ→片エビ固め)
[挑戦者]●ドラゴン・キッド
※王者が3度目の防衛に成功

<第2試合 30分1本勝負>
問題龍、●パンチ富永
(4分54秒 レフェリー暴行→反則勝ち)
○ジミー・神田、ジミー・カゲトラ

<第1試合 30分1本勝負 15周年記念スペシャル6人タッグマッチ
○望月成晃、ドン・フジイ、Gamma
(0分08秒 飛び蹴り→片エビ固め)
獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス)、ウーハー・ネイション、●“ハリウッド”ストーカー市川

【再試合】
○フジイ
(8分03秒 ジャーマンスープレックスを自爆したところを押さえ込む→体固め)
●市川

<第0試合(2) 10分1本勝負>
●スペル・シーサー、K−ness.
(6分22秒 狙い撃ち)
U−T、○ヨースケ(ハート)サンタマリア

<第0試合(1) 10分1本勝負>
○しゃちほこBOYvs.リョーツ清水vs.●“ミスター・ハイテンション”琴香
(3分53秒 飛びつき式回転エビ固め)
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