ドリブル禁止の男女混合バスケ!? 世界のおもしろスポーツW杯(3)
【スポーツナビDo】
オランダ式バスケットボール?
試合は1チーム8人、前後半各30分で行われ、コートの両サイドに置いたゴールにシュートをして得点を競います。そのほか、バスケットを例に主に何が違うか説明します。
1)「男女混合チーム」が正式ルール
チーム編成は男性4人、女性4人の男女混合8人で組むのが正式ルール。国際大会も同様なルールで行われています。ただし、異性へのディフェンスは禁止で、男性から女性へもそうですが、女性が男性の持つボールを奪うのもNGです。
2)バスケよりも大きいコート&高いゴール
・コーフボール コート20m×40m、ゴールの高さ3.50m
・バスケット コート15m×28m、ゴールの高さ3.05m
大きさも高さもかなり違います。特にゴールは、バスケットボールだって十分に高いのに、それよりもさらに高い位置に! 形状は、ポールの先端にリング状のゴールがついている形で、バスケのようなバックボードがありません。狙いをしっかり定めないとなかなか入らないですが、ゴールした時の嬉しさは格別!?
ゴールのポールは高〜い高い、3.5m! 【スポーツナビDo】
そんな大きなコートを使うのに、ドリブルをしてはダメ! とにかくパスでボールをつなぎます。一度ボールを持ったら動いていいのは2歩までで、ここはバスケのトラベリングのルールと似ていますね。
4)ディフェンスされたらシュートしちゃいけない!?
ここも、バスケットボールとかなり違うところ。とにかくコンタクトに厳しいコーフボールでは、攻撃側は守備側に手を挙げてディフェンスされている状態のとき、前に踏み込んでシュートを狙ってはいけないんです。その状態でシュートをすると「ディフェンド」というファウルをとられてしまいます。「それじゃ、どうやってシュートするの!?」と思いますよね。その状態になったら、パスをするか、一歩片足を引いた状態でシュートを狙うのが得点を狙うコツ。スピード感がありながら、ぶつかり合いではなく技と工夫で勝つ。男女が同じコートで試合をしながら、手加減なしで、真剣に戦えるようにルールが徹底されています。
ケガなく、でも本気でプレーするために、NG事項がいくつか 【スポーツナビDo】