ヒザ手術の大仁田が6.15大阪強行復帰 鈴木みのるの顔面に有刺鉄線イス予告

大仁田事務所

手術からの復帰戦で鈴木みのるへの有刺鉄線顔面イス攻撃を予告した大仁田 【大仁田事務所】

 電流爆破デスマッチ年間10戦敢行を目指す“邪道”大仁田厚が11日午後に東京・港区のZERO1道場で記者会見を開き、両ヒザ手術からの復帰戦となる6.15大阪、“FMW25周年記念シリーズ”第1弾として開催される7.25新宿、さらに“爆破ツアー”再開初戦の8.1名古屋『しゃちほこ大花火』に向けて意気込みを明かした。(文・小野 仁)

ヒザの痛みは手術前の半分ぐらい

【大仁田事務所】

 長年悩まされてきた両変形性膝関節症(軟骨損傷)の手術を5月19日に受けた大仁田は、「内視鏡を入れて、ガサガサになった軟骨なんかを掃除して、痛みは(手術前の)半分ぐらいに減った。2キロぐらいは歩けるようになったので。まぁ、先生(主治医)も『どうせ止めたって聞かないでしょう』って(笑)」と、術後1カ月足らずで強行復帰に臨む。

「嫌なヤツ。一般社会に必要ない人間」とみのるをバッサリ

4.16リアルジャパンでみのると初遭遇 【大仁田事務所】

 その舞台となる6.15大阪(橋本友彦&HIROKI15周年記念興行=東住吉市民交流センター)で大仁田は、リアルジャパン4.16代々木で初遭遇を果たした“世界一性格の悪い男”鈴木みのると再び対決(大仁田&高木三四郎&黒田哲広vs.藤原喜明&鈴木&橋本友彦)。初手合わせで鈴木の底意地の悪さを感じたという大仁田は、「典型的なU系特有の、いいとこだけ持っていくタイプ。プロレスは受けてナンボだろ。いけすないというか、嫌なヤツ。ああいう嫌なヤツは、プロレス界はともかく、一般社会には必要ない人間」とこき下ろし、「(4.16代々木で)卍固めを仕掛けられたお返しに、顔面に有刺鉄線イスをかましてやる」と予告した。

『しゃちほこ大花火』で青柳館長と電流爆破

8.1『しゃちほこ大花火』で青柳館長との電流爆破を発表 【大仁田事務所】

 大仁田厚プロレスリング自主興行7.25新宿FACEに関しては、別掲の通り邪道軍のレギュラーメンバーに加えてFMWゆかりの懐かしい顔ぶれの参戦を発表。すでに各選手には「声をかけてある」(大仁田)と言い、日本キックボクシング創成期に活躍した当年とって69歳の上田勝次(1945年生まれ)の出場にも「今でも毎日2時間のトレーニングを欠かさないらしいから」と太鼓判を押す。

 7.25新宿を第1弾とする“FMW25周年記念シリーズ”への参戦希望選手として大仁田に名を挙げられた宿敵・青柳政司から「何をノスタルジックに語ってんだ! 勝手に人の名前を出してそのまんまとは、相変わらずお前は自分のことばかりだな!」と怒りのメッセージが寄せられると、「そりゃノスタルジックにもなるだろう。25年前、オレと青柳選手が名古屋で闘ってFMWの歴史が始まったんだから」と返し、青柳の挑発を受けて8.1名古屋『しゃちほこ大花火』での電流爆破タッグ対決を宣言。
 「青柳館長のタッグパートナーは、松永選手(光弘)か齋藤選手(彰俊)にしてほしい。引退したとはいえども松永選手はFMWと対抗してW★INGを支えた人間ですから、ぜひ出てきてもらいたい」と要求する一方、自らのパートナーについては「この電流爆破を体験したいという人間を(プロレス界から)広く募集します。どの団体(の選手)でもかまいません。ぜひ垣根を越えて、(ファンが)えーっ!?と思うような選手に出てきてもらいたい」と呼びかけ、含みを持たせた大仁田だった。

■大仁田厚プロレスリング主催「FMW25周年記念シリーズ」
7月25日(金) 東京・新宿FACE 開始19:00

参戦予定選手:大仁田厚、矢口壹琅、保坂秀樹、松崎和彦、マグニチュード岸和田、戸井克成、佐野直、矢野啓太、ザ・シューター、ミス・モンゴル、パンディータ、上田勝次、ミスター・ポーゴ、レザーフェース、フレディ・クルーガー、ジェイソン・ザ・テリブル、NOSAWA論外、ダンプ松本、(特別ゲスト)工藤めぐみ

■『しゃちほこ大花火』
8月1日(金) 愛知・名古屋国際会議場 開始18:30

<ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ>
大仁田厚、X
青柳政司、X
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント