ゴールドシップ立て直しへの秘策とは=須貝師も自信「完全にいい時の状態」
最終追い切りで試みた様々な「工夫」
追い切りでの『工夫』が実戦で実を結ぶか 【netkeiba.com】
「レースをイメージしてもらいやすいように、実戦を想定した追い切り。だから、単純に外から追い抜くだけでなく、2頭の間に入って、そこから伸びる形を選択しました。並びかける時に体を沈めるフットワークだったので、これでよしと思いましたが、気になっていたのは、1頭になってから。1頭になって、どんなフットワークを見せるか気になったので、あえて、追い抜きやすい2歳馬との併せ馬だったんですよ。予定通り、直線は1頭になりましたが、しっかり沈んで走れていましたし、素晴らしい動き。今日の内容は完全にいい時のゴールドシップでしたね」
いろんな意図を持たせて行った最終追い切り。「追い切りが終わって、ムーアもニコニコ顔で上がってきてくれたよ」と、師も大満足の内容だった。
「走ることに意識が向けば、必ずやってくれる」
「これまでゴールドシップが勝ったレースすべてに納得しているわけではありません。今は極端なレースは必要ないと思っています。納得できたレースは宝塚記念なので、そういったイメージでレースを運ぶことができれば。
オルフェーヴルと対戦できるのは、これが最初で最後。一緒に走れることを光栄に思っていますし、胸を借りるつもりで、しっかりとぶつかっていきたい。走ることに意識が向けば、必ずやってくれる、それがゴールドシップだと信じています。この中間でそれを確認することができましたし、これまで応援していただいたファンの方には、もう一度、応援していただければと思います」
<了>