敗戦に木村「リズムを作れなかった」=グラチャン女子 米国戦後コメント
グラチャン女子の第2戦、日本はロンドン五輪銀メダルの米国に敗れた 【坂本清】
開幕戦を白星で飾った全日本女子はロンドン五輪銀メダルの米国(世界ランキング2位)と対戦。第1セット序盤は競り合いとなるが、米国のブロックにつかまりだし19−25でこのセットを落とす。
第2セットは日本が木村沙織らの得点で13−10とリードを奪うが、その後の連続失点で逆転。19−25でこのセットも奪われてしまう。
第3セットは代わって入った岩坂名奈、長岡望悠らがポイントをあげ米国からリードを奪うと、25−19で一矢を報いる。
第4セットは再び序盤は接戦となるが、米国が中盤で4点リード。しかし日本も追い上げ2点差まで詰めるが、最後は米国に押し込まれ21−25で落とし、セットカウント1−3で敗れた。
以下は試合後の主要選手コメント。
木村沙織「タイにはリベンジを」
敗戦の悔しさで唇をかみしめる主将の木村 【坂本清】
サーブで崩した時には必ず自分たちが得点できるように運ぶのが大事。上げなきゃいけないボールが上がらずリズムをつくれなかったので、まずディフェンスでリズムをつくり、何回もラリーに持って行くことで日本の流れをつかめる。
米国とは練習試合をやってきたが、特に変更点はなかった。(次戦の)タイにはアジア選手権で負けているので、リベンジできるようにみんなで頑張りたい。
石井優希「自分自身は調子が上がってきている」
試合には敗れたが、石井はコンディションが上がっていることをうかがわせた 【坂本清】
米国のほうがディグで上回っていた。日本らしいつなぎのバレーをして全員で攻めたいし、自分自身は調子が上がってきているのでいろいろな場所から(トスを)どんどん呼びたい。
大竹里歩「これからも一致団結して戦いたい」
「米国のリズムについていけなかった」と、悔しさをにじませた大竹 【坂本清】
練習試合を重ねた相手との公式戦、お互い何をしてくるか分かっていたので、もっと工夫が必要だった。新戦術はミドルブロッカーの1人としてで、初めて聞いた時は悔しかった。
でもこれが現実だと身をもって感じた。どう克服するかがこれからの課題なので、先頭に立って、数少ないチャンスも得点につなげられるように頑張りたい。メンバーチェンジで入ってきた選手が活躍したように、全員でカバーし合って助け合うのが日本のバレー。これからも一致団結して戦いたい。
<了>
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ