大仁田厚と高山善廣がシングルで電流爆破=12.13常陸国大花火

小野 仁

ことし4回目の電流爆破に燃えたぎる邪道魂

越後大花火から4日後に行われた自主興行で高山との電流爆破シングルマッチをぶち上げる大仁田 【小野仁】

 10.14新潟「越後大花火」の余韻も醒めぬ18日、“邪道”大仁田厚と“帝王”高山善廣が大仁田自主興行(新宿FACE)のメインで再び激突。6人タッグ戦に大仁田組が勝利した試合後には、両雄の電流爆破デスマッチによるシングル初対決が電撃決定した。

「越後大花火」で敢行されたノーロープ有刺鉄線“エベレスト”電流爆破タッグデスマッチ(大仁田&田中将斗vs.高山&NOSAWA論外)には、大仁田&田中の元FMW師弟コンビが快勝。通常のショートタイツ姿で電流爆破のリングに上がる恐れ知らずぶりを示した高山に対し、大仁田は顔面などに全治2カ月の火傷を負った状態ながら、10.18新宿では盟友・矢口壹琅の奮闘もあって乱戦を制した。

 高山組に連勝を収めて優位に立った大仁田は、群がるファンを前に会場ロビーで「12月13日、茨城県スポーツセンター『常陸の国大花火』決定じゃー! オイ、高山、オマエにふさわしい電流爆破を用意しておく」と宣言。「前回みたいにオレが火だるまになることはない。今度はオマエが火だるまじゃー!」と、10.14新潟で勝利の代償に痛手を受けた報復を誓った。

 連戦のダメージをよそに「電流爆破といえば大仁田厚。ファンがいる限り突き進んでいくしかない。オレに休養とか関係ない」と意気軒昂ぶりをアピールし、体調を気遣うファンの声には「大丈夫だよ。オマエが(応援に)来てんじゃねぇか。大丈夫だ、生きてるよ」と応える大仁田だった。2.8大阪、8.31横浜、10.14新潟に続いて、12.13水戸で開催が決定した年間4度目の「大花火」に邪道魂が燃えたぎる。
■大仁田厚プロレスリング「邪道全開! 秋の陣!!」
10月18日(金) 東京・新宿FACE

<「“邪道”vs.“帝王”再び!」スクランブルバンクハウス・ストリートファイトトルネード6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負>
大仁田厚、田中将斗、○矢口壹琅
(9分43秒 ワールドカップスラム→体固め)
高山善廣、NOSAWA論外、●柴田正人

<第5試合 邪道軍vs.FREEDOMS ストリートファイト6人タッグマッチ45分1本勝負>
[FREEDOMS]○佐々木貴、神威、杉浦透
(13分50秒 サソリ固め)
[邪道軍]マンモス佐々木、保坂秀樹、●藤井健一
※FREEDOMSが勝利も、邪道軍・マンモスはFREEDOMS復帰要請を拒否

<第4試合 ミックストタッグマッチ30分1本勝負>
ダンプ松本、○レザー・フェイス
(7分39秒 ギロチンドロップ→体固め)
戸井克成、●佐野直

<第3試合 タッグマッチ30分1本勝負>
○松崎和彦、マグニチュード岸和田
(13分12秒 反則勝ち)
ジ・ウインガー、●ブラック・タイガー
※急所へのダイビングエルボー

<第2試合 世界プロレス協会提供女子タッグマッチ20分1本勝負>
○石橋葵、ミクロ
(11分59秒 シャイニング延髄キック→片エビ固め)
ラ・マルクリアーダ、●HARU。

<第1試合 タッグマッチ20分1本勝負>
○がばいじいちゃん、サザンクロス
(9分51秒 スワントーンボム→体固め)
菊タロー、●雷電

■常陸国大花火〜北関東初ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ!水戸炎上〜
12月13日(金)・茨城県立スポーツセンター体育館 試合開始18時30分〜

<ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ 時間無制限1本勝負>
大仁田厚vs高山善廣
※試合形式詳細未定
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