坂上のお不動さんになりたい…秋華賞◎シャトーブランシュ

乗峯栄一

メイショウマンボは飯田父子の合作仕上げ

[写真7]メイショウマンボは飯田父子の合作仕上げだ 【写真:乗峯栄一】

 今回は馬の写真が少なくなってしまったが(朝がた暗く、カメラいじくっていたらピンぼけばかりの写真になったのも原因です)少しだけ出しておきたい。ただ、デニムアンドルビーだけは先々週も今週も、坂路にも逍遥馬道にも姿を現さず、結局撮れなかった。“乗峯カメラ”の前を通らないことは「吉」なのか「凶」なのか、日曜にはその結果が出る。

[写真7]は武幸四郎騎乗のオークス馬メイショウマンボ(飯田明弘厩舎)。これは追い切り直後の姿だが、この前には病気療養中の明弘調教師に代わり、飯田祐史新調教師が、武幸四郎と打ち合わせしながら坂路を下りていく姿も見えた。メイショウマンボは明弘調教師と祐史新調教師の合作仕上げという雰囲気がある。

[写真8]ローズS3着のウリウリ、良馬場なら切れ味が怖いぞ 【写真:乗峯栄一】

[写真8]はローズS3着のウリウリ(藤原英厩舎)。シャトーブランシュと同じく、重馬場の中を追い上げており、良馬場なら更に父ディープインパクトの血がものを言うかもしれない。

[写真9]は武豊騎乗で追い切られたスマートレイアー(大久保龍厩舎)。朝早く、カメラの操作間違いで、こんなに小さく、またピンボケですが、一応出しておきます(先頭の芦毛馬です)。4戦3勝ののぼり馬、また大久保龍厩舎もしばらくオトナシの構えだっただけに一発の魅力は十分だ。

「秋華賞は馴染みのある馬から行く」

[写真9]武豊が乗るスマートレイアー(芦毛)の勢いも要注目だ 【写真:乗峯栄一】

 まったく個人的格言で恐縮だが、「秋華賞は馴染みのある馬から行く」ということにしている。こんな素人格言でエリモシック(2着だが)もティコティコタックもブラックエンブレムも当たった。今回はとにかく“内田浩一つながり”だ。シャトーブランシュ◎。シャトー頭固定3連単。ヒモにデニム、スマート、ウリウリ、マンボ、ローブ、ティアーモ、あと関東のエバーブロッサムを入れて7頭。42点でいく。

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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