全日本勢がバーニングに敵意剥き出し=チャンカー記者会見

全日本プロレス

諏訪魔やKENSOは打倒・バーニングを誓う

4月18日から開幕する全日本プロレス春の祭典『チャンピオン・カーニバル』 の公開記者会見が行われ、三冠王者・諏訪魔(左から5人目)ら10選手が出席した 【全日本プロレス】

 全日本プロレスは14日、都内で公開記者会見を開き、4.18後楽園ホール大会開幕の『GAORA SPECIAL 2013 チャンピオン・カーニバル』に出場する三冠王者・諏訪魔やバーニングの秋山準ら10選手が集合し、同大会への意気込みを述べた。なお、Bブロックにエントリーされている曙とジョー・ドーリングの2選手は欠席し、映像でコメントを寄せた。

 この会見で、やはり標的として名前が多く出たのは2月から参戦しているバーニングだ。現在は金丸義信が世界ジュニア王座を、そしてこの『チャンピオン・カーニバル』にもエントリーされている秋山と潮崎豪が世界タッグ王座を保持し、全日本のタイトルの2つを手中に収めて勢いに乗っている。

 まず、Aブロックにエントリーされ、開幕戦で潮崎と当たる諏訪魔が、「昔から比較されているし、徹底的にぶっ潰す!」と言い放てば、世界タッグを奪われた大森隆男も「大きなテーマとしてバーニングを止めなきゃいけない。ストップ・ザ・バーニングです。潮崎選手は征矢学のカタキ!」とリベンジに燃えている。また、浜亮太も「バーニングの勢いは今だけ! 生え抜きがベスト4に出そろって争うことが対新日本プロレスを考えても、全日本に求められていることだと思いますから」と、バーニング勢を決勝トーナメントから締め出すことを目論んでいる。

 一方のBブロックで燃えているのがKENSO。2年前の『チャンピオン・カーニバル』で同ブロックにエントリーされながら、自身の欠場によって対戦できなかった秋山に対して、「勝率は10%ぐらいです。野球に例えるなら、10打席のうち1打席しか打てない。だったら、やってやろうじゃないか! 1打席目で秋山さんにホームランを打ってやろうじゃねえかと、そう思っております!」と、集まったファンたちに向けて吠え立てた。

余裕のバーニング勢は決勝独占を宣言

チャンカー初出場となるバーニングの潮崎は諏訪魔に対抗心を燃やす 【t.SAKUMA/佐藤崇】

 受けて立つバーニングも、潮崎が「そうでなきゃ、うちらもやりがいがない」とニヤリ。さらに潮崎は、初戦で当たる諏訪魔に対して、「ニヤついた顔のチャンピオンを倒して、存在感残す」と宣戦布告すると、返す刀で「パートナーの敵討ちとか言っている人間もいるけど、しっかり叩き潰していきたい」と大森にもけん制球を放った。狙うは秋山との決勝戦。「全日本が面白くないシチュエーションだから、秋山さんと決勝で当たって、優勝したい」と、バーニング勢による『チャンピオン・カーニバル』決勝独占も宣言した。

 秋山に至っては、「敵意はドンドン出してもらいたいですね。実際それほど、感じてないですから」と余裕の表情を見せる始末。また、“予告ホームラン”のKENSOに対しても、「野球ではないから、1打席云々はない。マットにしっかりと這いつくばってもらう」とバッサリ。さらに、昨年三冠王座を奪われた船木誠勝に対して、「船木選手には借りもあるので、勝って、決勝に進んで、もう一度三冠を獲ります」とリベンジ宣言をしていた。

1/2ページ

著者プロフィール

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント