全日本勢がバーニングに敵意剥き出し=チャンカー記者会見
諏訪魔やKENSOは打倒・バーニングを誓う
4月18日から開幕する全日本プロレス春の祭典『チャンピオン・カーニバル』 の公開記者会見が行われ、三冠王者・諏訪魔(左から5人目)ら10選手が出席した 【全日本プロレス】
この会見で、やはり標的として名前が多く出たのは2月から参戦しているバーニングだ。現在は金丸義信が世界ジュニア王座を、そしてこの『チャンピオン・カーニバル』にもエントリーされている秋山と潮崎豪が世界タッグ王座を保持し、全日本のタイトルの2つを手中に収めて勢いに乗っている。
まず、Aブロックにエントリーされ、開幕戦で潮崎と当たる諏訪魔が、「昔から比較されているし、徹底的にぶっ潰す!」と言い放てば、世界タッグを奪われた大森隆男も「大きなテーマとしてバーニングを止めなきゃいけない。ストップ・ザ・バーニングです。潮崎選手は征矢学のカタキ!」とリベンジに燃えている。また、浜亮太も「バーニングの勢いは今だけ! 生え抜きがベスト4に出そろって争うことが対新日本プロレスを考えても、全日本に求められていることだと思いますから」と、バーニング勢を決勝トーナメントから締め出すことを目論んでいる。
一方のBブロックで燃えているのがKENSO。2年前の『チャンピオン・カーニバル』で同ブロックにエントリーされながら、自身の欠場によって対戦できなかった秋山に対して、「勝率は10%ぐらいです。野球に例えるなら、10打席のうち1打席しか打てない。だったら、やってやろうじゃないか! 1打席目で秋山さんにホームランを打ってやろうじゃねえかと、そう思っております!」と、集まったファンたちに向けて吠え立てた。
余裕のバーニング勢は決勝独占を宣言
チャンカー初出場となるバーニングの潮崎は諏訪魔に対抗心を燃やす 【t.SAKUMA/佐藤崇】
秋山に至っては、「敵意はドンドン出してもらいたいですね。実際それほど、感じてないですから」と余裕の表情を見せる始末。また、“予告ホームラン”のKENSOに対しても、「野球ではないから、1打席云々はない。マットにしっかりと這いつくばってもらう」とバッサリ。さらに、昨年三冠王座を奪われた船木誠勝に対して、「船木選手には借りもあるので、勝って、決勝に進んで、もう一度三冠を獲ります」とリベンジ宣言をしていた。