秋山&潮崎はチャンカー決勝でのバーニング決戦を熱望

全日本プロレス

諏訪魔への意識を隠さない潮崎

『チャンピオン・カーニバル』初出場となる潮崎。開幕戦で対戦する三冠王者の諏訪魔に対抗心をむき出しにする 【全日本プロレス】

 一方、潮崎は「『チャンピオン・カーニバル』は初出場になるんですけど、選んでくれて光栄ですね。優勝して、三冠ベルトをバーニングに持ってきたいです」と、いきなり優勝宣言。これまではノアに所属していたためになかなか縁のなかった全日本の『チャンピオン・カーニバル』だが、「プロレス界に入る前から見ていた大会で、憧れがありました。出られるのはボクの中でも大きいこと。歴史に残るような闘いを繰り広げたいですね」と、モチベーションも高いようだ。

 Aブロックにエントリーされた潮崎の注目カードは、いきなり開幕戦の4.18後楽園大会で激突する諏訪魔との対戦だ。「自分が全日本に来た目的として、諏訪魔という選手に理由の一つもある」と、諏訪魔を意識していることを隠さない潮崎。「全勝で抜けないと自分の価値が見出だせないので、諏訪魔にはその一つ目の踏み台になってもらいます。チャンピオンを叩けば、その先も自ずと見えてくるし、全日本もありがたい相手を当ててくれたなと思っています」と、開幕戦での激突も望むところのようだ。

 先シリーズの最終戦4・7久喜大会で諏訪魔とタッグ対決した際にはスリーパーであわや落とされる寸前という状況にも追い込まれた。しかし、「あまり自分との対戦では出して来なかった技なんで、データもなかったですね。危うく絞め落とされるぐらいだったけど、一度見たら自分にも抗体ができたので、見ておいて良かったです」と、同じ手は食わないと潮崎。「真っ向勝負では負ける気はないし、負ける要素もない」と豪語するなど、諏訪魔攻略に自信を見せていた。

決勝で秋山との対戦を心待ち!?

 そのほか、気になる選手としては浜亮太の名前を挙げた。「あの巨体から繰り出す技は脅威に思っています」と警戒心をあらわにしていたが、諏訪魔がフロントスープレックスやバックドロップで浜を投げ飛ばしたことを聞くと、「ゴーフラッシャーで投げます」と対抗心を剥き出しにしていた。

 秋山準同様、潮崎が考えているのはバーニング同士の決勝戦だ。「それが全日本にとって一番面白くない展開でしょ? 秋山さんに決勝戦に来てもらって、負けていただきます」とニヤリ。秋山に関しては、最近はほとんど組んでいるので、対戦機会が少ない。「気持ち的に新しいモノをぶつけていきたいですね」と実現すれば久々となる秋山との対戦を心待ちにしている様子だった。

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