鼓太郎&青木がアジアタッグ再挑戦=ジュニスタと3度目の決着戦へ

全日本プロレス

Jrタッグリーグ優勝で手に入れた再挑戦権

4.25名古屋大会で『JUNIOR HYPER TAG LEAGUE』優勝の鈴木&青木組が金本&田中組の持つ世界ジュニアタッグ王座に挑む 【全日本プロレス】

 全日本プロレスが4月8日、都内にある事務所で記者会見を実施した。アジアタッグ王者の田中稔&金本浩二と、前日見事に『JUNIOR HYPER TAG LEAGUE』の優勝を果たしたバーニングの鈴木鼓太郎&青木篤志が出席し、次期シリーズ『GAORA SPECIAL 2013 チャンピオン・カーニバル』の4.25名古屋大会でアジアタッグ王座のタイトルマッチが行なわれることが決定した。

 3.17両国大会で田中&金本のジュニア・スターズの持つアジアタッグ王座に挑戦した鼓太郎&青木。大熱戦の末に敗れはしたが、そのリベンジの機会はすぐさま回ってきた。この『JUNIOR HYPER TAG LEAGUE』中の公式戦4.6茅ヶ崎大会でも対戦しているが、ここは時間切れのドローに終わっていた。しかし、前日はLAST REVOLUTIONのカズ・ハヤシ&近藤修司を公式戦で破ると、決勝戦でも大和ヒロシ&佐藤光留の情熱変態バカを撃破。文句なしの優勝で、再び挑戦権を手に入れたのだ。

「バーニングを加速させるためにベルトは必要」

「リーグ戦のメンバーを見た時に、手強いチームが揃っていて、優勝すれば最強だと思っていたんですけど、ジュニスタには両国で負けて、茅ヶ崎でも引き分けてますし、現時点で最強と言うのは引っかかっていて」と鼓太郎。文句なしでジュニア最強のタッグチームを名乗るためにも、「ジュニスタは倒さないといけない」と、強い決意で3度目の決着戦に臨む。

 パートナーの青木も、「バーニングとして全日本に上がって、いち早く金丸(義信)さんが世界ジュニアを獲って、両国でも秋山(準)さんと潮?(豪)さんが世界タッグを獲ったんですけど、自分たちはアジアタッグを獲れずに悔しかった」と心境を告白。「バーニングの勢いを加速するためにも、ベルトは必要」と、チームに勢いをつけるためにもアジアタッグ王座の奪取を誓っていた。

「決着をつける」と不退転の決意で臨むジュニスタ

 一方、アジアタッグ王者として、優勝候補の本命に挙げられながらも、予選敗退に終わってしまったジュニスタにとっては、名誉挽回のチャンスでもある。「俺らは逃げも隠れもしない。こんなに早くこの二人を倒せる機会が来たことが楽しみですわ」と金本が鼻息荒く語れば、田中も「ボクらも断る理由がないです」とやる気満々。「ベルトを持っていかれたら、バーニング全員がベルトを持つことになる。それだけは阻止しなきゃいけないし、責任は重いと思っています。名古屋は地元なんで返り討ちにして、しっかりと決着をつけます」と、不退転の決意でタイトルマッチに臨む。

 田中は3.20沖縄大会で首を負傷。『JUNIOR HYPER TAG LEAGUE』を万全の状態で闘うことができなかった。しかし、「全て自分のせいですから。みっともなくてしょうがないと思ってやってました。でも、超人的な回復力で選手権を迎えたいですね」と、コンディションを最高潮に持っていき、迎撃することを誓っていた。
■全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」
4月25日(木)愛知・名古屋国際会議場 試合開始18:30
【追加対戦カード】
<アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者]田中稔&金本浩二
[挑戦者]鈴木鼓太郎&青木篤志
※2度目の防衛戦

【既報対戦カード】
(チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦)
諏訪魔
真田聖也

(チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦)
大森隆男
潮?豪

(チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦)

秋山準

(チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦)
KENSO
ジョー・ドーリング

■全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」
4月26日(金) 大阪・IMPホール(大阪市)
【追加対戦カード】
<世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]金丸義信
[挑戦者]SUSHI
※2度目の防衛戦

【既報対戦カード】
(チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦)
真田聖也
潮?豪

(チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦)
河野真幸
浜亮太

(チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦)
KENSO
KAI

(チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦)
ジョー・ドーリング
秋山準
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