遠藤保仁「PKは自信を持って蹴った」=ヨルダン戦後 選手コメント

スポーツナビ

同点のチャンスとなったPKを外し、頭を抱える遠藤。自信を持って蹴ったと話すPKだったが、相手GKに完全にコースを読まれてしまった 【写真は共同】

 サッカー日本代表は26日、5大会連続のワールドカップ(W杯)出場を懸け、敵地でアジア最終予選のヨルダン戦に臨み、1−2で敗れた。日本は0−2とリードされた後半に香川真司がゴールを決めたものの、あと1点及ばず。W杯出場は持ち越しとなった。

 試合後、1ゴールを決めた香川真司は「僕らがもっと点を取っていれば勝てた試合だし、それに尽きると思います」とチャンスを生かしきれなかったことを悔やんだ。また、同点のチャンスとなるPKを外した遠藤保仁は「自信を持ってあそこに蹴りましたし、コースもそんな悪くはなかったです。読まれていたのかなと思います」と自身のキックについて分析した。

遠藤保仁(ガンバ大阪)

「PKは自信を持って蹴った」

 前半から良い形を作れていたので、先制したかったですね。自分たちのペースでできていたので、コーナーキックからの失点ももったいなかったですし、取られてはいけない時間帯に取られてしまいました。ハーフタイムには「慌てずに、まず同点に追い付いて」という話をしました。

(ヨルダンは)2点を取って引いてきました。サイドから単純に上げても跳ね返される確率が高いので、崩しの工夫が足りなかったかなと思います。早いパス回しで崩しにくいピッチだったので、より大胆に攻める必要があったかな、というのが今日の反省です。そんなにプレッシャーもなかったので、(DFの)間に速いボールを入れたりすることはできたと思います。クロスを入れるときは相手の人数も多かったので、逆に後ろに下げてシュートという選択肢があっても良かったかなと思います。

(PKに関しては)自信を持ってあそこに蹴りましたし、コースもそんな悪くはなかったと思うので、読まれていたのかなと思います。(レーザーを当てられた影響は)PKの時もありましたが、その前からも受けていたので、プレー中には影響はなかったと思います。

香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

「点を取れていたら勝てた試合」

 悔しいです。僕らがもっと点を取っていれば勝てた試合だし、それに尽きると思います。(自分のプレーについて)チームが負けたので、それがすべてだと思います。今日もたくさんのサポーターが来てくれたのに負けたので、次はホームで頑張ります。

清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)

「最後のゴールを奪うところだけ」

(2失点後の右へポジションチェンジについては)監督に言われました。前半は左で相手があたふたしていて、結構チャンスがありました。途中で入ってきた5番が僕にマンマーク気味にきたので、なかなか後半の最初はチャンスがありませんでした。右にいって結構崩すことができました。でも、ホントに最後のところだけだなと思いますし、もう終わったことなんで、次しっかり頑張りたいと思います。

(アシストについて)あの場面は芝も悪かったし、何か起こってくれという感じでアウトに単純に当てて出したら、ああいう感じになりました。良かったです。

(0−2になって)全然追いつけると思っていましたし、逆転できると思っていました。チャンスもたくさんありましたし、本当に最後のゴールを奪うところだけだったなと思います。

 次の試合は本当に大事になると思いますし、ホームですから心強いサポーターもいます。絶対にホームで決めたいです。

1/3ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント