ドン・フライ、ヒートアップ! 高山は殴り合い予告「レフェリーは気をつけろ」=全日本
フライは宿敵・高山との再会に思わず服を脱いでヒートアップ 【全日本プロレス】
伝説の殴り合いでフライが恨み節
格闘技史上に残る伝説の高山vs.フライの殴り合い 【スポーツナビ】
その両者が全日本プロレスの事務所で久々に顔を合わせたが、フライはいきなり大興奮状態。おもむろに服を脱ぎだすと、「あの試合で肩を壊して、その後手術を4度もした。腰の手術もした。手術のたびに何週間も動けない生活を強いられてきた」と、手術跡を見せながら恨み節を連発だ。試合に勝ったはいいが、自身も相当なダメージを負ったようで、高山への恨みは骨髄に達しているという。「ヤツは俺の3年をフイにした。明日はその仕返しをしてやる!」と怒りの形相で報復を宣言したのだ。
高山戦後のダメージにより、その後は戦績も悪化した。「歩くと響くぐらい腰が悪くなって、いきなり倒れたことがあったんだ。足がしびれて立ち上がれなかった。そこに犬が近寄ってきた。その犬はあろうことか、俺にションベンをひっかけようとしやがったんだ! 俺はすぐさま立ち上がったけど、その時の屈辱は忘れない! 明日はそれぐらいの攻撃を加えてやる!」とフライ。憎き高山の顔を見たせいか、当時の怒りが蘇ってしまったようだ。
現在はハリウッドの近郊で生活し、CMや映画に出演するなどのタレント活動をしているというが、ファイターとして引退したわけではなく、トレーニングを怠っているわけでもない。それどころか、自宅より片道8時間離れたアリゾナ州のツーソンに牧場を持っており、そこで牛や馬を飼育しながら、過酷なトレーニングを続けているというのだ。
「俺は牛を飼っているが、そいつらを売る時は撃ち殺す。ある時、一匹目を撃ち殺し、二匹目を撃ち殺したんだが、三匹目は死ななかった。だから、俺はすぐさまチョークで絞め殺してやった。俺には牛を絞め落とす力があるから気をつけろ!」と物騒な警告を発したフライ。さらに、「俺は岩を叩き割ったり、熊とも闘っている。自然の中で鍛えてるんだ。まあ、高山は熊よりも小さいから大丈夫だろう」と豪語した。
リベンジに燃える高山「俺こそ仕返ししたいよ」
3.17両国大会で対戦する武藤&フライ、高山&河野 【全日本プロレス】
また、「熱い熱意を感じているよ。俺もアドレナリンをいっぱい出してやろうと思っている」と、二人のやり取りを見ていた武藤も刺激を受けた様子。河野も、「後楽園でタイトルマッチに負けましたけど、再浮上のきっかけにします。3人の空気に負けない存在感を出します」と鼻息荒く語るなど、フライと高山に負けないモチベーションの高さを見せていた。
なお、既に来場が発表されている小橋建太は第2試合終了後に登場し、ファンにあいさつをするという。こちらも注目だ。
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