苦闘乗り越え浩二監督「チームはひとつになった」=WBCオランダ戦試合後コメント

構成:スポーツナビ

大隣「またしても先頭打者本塁打。情けない」

――今日の投球を振り返って。

大隣「またしても先頭打者本塁打を与えてしまいました。こういう舞台ではあってはいけないことで、情けないです。ただその後はしっかり切り替えて投げられたと思います」

――決勝ラウンドへ向けて手応えをつかんだ?

大隣「本塁打以外は自分の中で手応えをつかんでいます。自分らしい、腕を振る投球をしたいと思います」

稲葉「台湾戦が終わってからチームは吹っ切れた」

――2次ラウンドが終わったが。

稲葉「1試合ごとにチーム力は上がっています」

――次は準決勝だ。

稲葉「思い切ってやるだけですね」

――チームの状態はどうか。

稲葉「台湾戦が終わってから、すごく良い雰囲気になりました。吹っ切れたような感じですね」

ミューレンス監督「我々の目標は優勝です」

――今日はよく追い上げたが。

ミューレンス監督「そうですね。大量失点を2回にしたが、絶対にに諦めませんでした。投手も良く抑えてくれました。8回に追いつくチャンスはありましたが、それができず、逆に9回に日本に追加点を与えてしまいましたが、そのあたりが日本の強さだと思います。しかし2回以降粘ったのが、追い上げられた要因だと思います」

――決勝ラウンドへ向けての意気込みを。

ミューレンス監督「2006年大会で我々は1勝しかできず、続く09年にはドミニカに2度勝利しました。そして今回は決勝ラウンド。年々我々が上達してきたことを、皆さんもわかっていることでしょう。ここまで来られたことは喜ばしいことです。しかし我々の目標は優勝です。決勝に勝つことが目標です」

――次の試合までは中6日もある。これはケガ人の多いオランダチームにとって有利に働くと思うか。

ミューレンス監督「有利に働くのは間違いないです。選手たちは休めることで100パーセント近くまで回復できると思います。我々は渡米後、ピオリアで練習をし、木曜、金曜にパドレスとマリナーズと練習試合をします。時差との戦いもありますし、6日の休みは準決勝へ向けてコンディションを整えるのに有利に働くと思いますよ」

ボーハールツ「今日の試合は良くできたと思う」

――今日の試合を振り返って。今日は2本の安打を放った。

ボーハールツ「今日の試合は良くできたと思います。前回がうまくいかず、日本には脱帽しました。ただ私としては前の走者を本塁に返そうという気持ちでやっていました」

――2本の安打が両方とも試合終盤の7回以降に出たが?

ボーハールツ「ファイティングスピリットということでしょう。選手は皆お互いを信じ合っていますし、ですから塁に出れば得点をしようと思うわけです。信じ合うことがチームワークにつながるのです」

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