走者一掃の糸井「阿部さんのすごさが分かった」=WBC中国戦試合後コメント

構成:スポーツナビ

与田投手コーチ、内海の登板は「予定通り」

――今日の前田投手の投球を振り返って。

 今日は素晴らしい投球をしたし、2次ラウンドへの希望というか、展望が見えてきました。

――前回の登板までは前田投手は不安定だったが、何か指示を与えたのか?

 いや、特に私からは何も指示していません。本人がキャッチボールやブルペン投球の中でフォームをチェックした。前田に限らず選手は皆レベルが高いので、(自分で)色々と修正ができます。

――内海(哲也、6回に2番手で登板)の登板は予定通りだったのか?

 予定通りです。普段は先発なのにリリーフでもうまく対応しくれています。

マクラーレン監督、日本チームの印象は「自信を深めている様子」

――中国にとっては初戦。振り返ってどう思うか?

 野球は中国ではまだ新しい競技。9回に入るまでなかなか安打が出ませんでしたが、良くプレーしたと思います。

――戦ってみて、日本チームの印象はどういうもの?

 以前のようなパワーと圧倒的な選手はいませんが、試合ごとに自信を深めている様子です。野球は自信を持つことが大事。昨日のブラジル戦よりも、もしかしらたら自信を持って我々との試合に臨んだのでは。

――監督から見て今回の日本チームは、それほどスケールダウンしているか?

 2006年と今回(のチームの比較)では、そうだと思います。ネガティブな意味はありませんが、06年のチームはあまりにすごすぎました。これは決して今回のチームを尊敬していないわけじゃない。06年のチームはすべてが整っていました。

――今日から3連戦で、明日4日はキューバ戦だが?

 ゲームプランを詳しく言うことはできませんが、1試合、1試合集中して戦います。キューバは素晴らしいチームで、選手たちは素晴らしいアスリートばかり。こちらとしてはチャレンジャーとして明日のゲームを戦います。

中国のリ・ライ「最後まで諦めることなく戦った」

――今日の試合では二塁打を放った。振り返ってどう思う?

 中国代表は若く、このような世界的な大会で戦う機会はそれほどありません。若手選手は緊張していたと思います。しかし最後まで諦めることなく戦ったし、よくできたと思っています。

――前田投手と内海投手の印象は?

 よく把握していませんが、一般論で言えば、日本の投手は制球も良く、スピードもある。私たちとしては、安打を打つようにすることです。

<了>

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