“ミスターPRIDE”シウバが語る日本、UFC、格闘技―−

長谷川亮

「やっぱりはなまるうどんが一番美味しい(笑)」

6年ぶりの日本での試合となる“ミスターPRIDE”シウバ 【t.SAKUMA】

 いよいよ開催まで1週間あまりとなった「UFC JAPAN 2013」(3月3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)。期待高まる大会でメーンイベントを務めるのがPRIDE以来の日本ファイトとなるヴァンダレイ・シウバだ。1月に行われた記者会見で来日を果たしたシウバにスポーツナビが直撃インタビュー。日本愛溢れる発言、そして激闘を約束するコメントが飛び出した。

――日本にお帰りなさい、シウバ選手。

 アリガトウ。もう何度目になるのか、多すぎて自分でも分からないぐらいです(笑)。

――久々の日本はいかがですか?

 試合は2006年以来ですが、去年も来ていて来日は1年ぶりなんです。でも日本には友人も多いし、日本のエネルギー、そしてファンの方々がくれるエネルギーに触れることができるのでうれしいです。

――日本滞在を楽しまれているようですね。かつて広告キャラクターを務めたはなまるうどんを食べに出掛けたそうですが、久しぶりのはなまるうどんはいかがでしたか?

 昔と変わらず美味しかったです。うどんは海外でも食べられるのですが、やっぱり日本と味が違います。はなまるうどんが一番美味しいです(笑)。

「昨日、桜庭といろいろ話をしました」

シウバは「PRIDEが自分の人生を変えた」と語る 【t.SAKUMA】

――かつてのライバルから親友になった桜庭和志選手ともお会いになったそうですね。

 ちょうど昨日会ったんですが、本当に元気そうで良かったし、会えてうれしかったです。PRIDEのことだったり、現在の生活だったり、お互いの将来のことだったり、いろいろなことを話しました。

――ちょうど話に出ましたが、やはりシウバ選手というとわれわれは“ミスターPRIDE”のイメージがあります。シウバ選手ご自身はそのことをどう思っていますか。

 そう呼ばれるのは本当に光栄です。PRIDEは当時世界一の大会で、そんな大会に出場することができてうれしかったのを覚えています。PRIDEは私の人生を変えてくれた大会だし、私の全てはPRIDEのおかげだと思っています。

――思い出されること、エピソードだったりを教えてください。

 人生最高の思い出はほとんどがPRIDEでのものです。本当に数多くありますが、チャンピオンになった時やグランプリを連覇した時のことはやはり忘れることができません。

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著者プロフィール

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

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