関根勤が語るKrushの魅力=1.14代々木大会直前スペシャルインタビュー
芸能界きっての格闘技マニア・関根勤さんがKrushの魅力を語る 【(C)Good Loser】
Krushの大会にはスケジュールが合う限り会場へ足を運ぶというほど“Krushマニア”の関根さん。インタビューでは同イベントの魅力や、印象に残った試合、選手を熱く語っている。
「ここ最近でこれだけ選手層が厚いイベントはない」
関根「うれしかったですね。Krushさんにはスケジュールが合う限り、会場には足を運んで試合を見ているので。僕もずっと立ち技を見てきましたけど、Krushは全盛期のキックボクシングくらい選手層が厚い! ここ最近でこれだけ選手層が厚いイベントはないでしょう。今までもいい選手はいたんですが、それが各団体にポツン、ポツンと1人か2人いるだけだった。キックはそういう時代が長く続いていたんだけど、Krushにはそういう選手たちが続々と集まってきて、誰が強いのかを決めるイベントになっていると思います」
――Krushの試合の魅力は?
関根「5R制ではなく3R制になったことで、スタミナを考えずに思い切って戦える。試合にスピード感が生まれたと思います。かつKrushの選手はお客さんを意識して『面白い試合をしなきゃダメだ』という感覚で戦っているから、見ていて面白いんです。きっとそれは選手層が厚くなったから、ただ試合に勝つだけではインパクトを残せないんですよね。そういったことが重なって試合が面白くなっていると思います」
狂拳vs.野杁のダブルノックダウンに衝撃
一昨年4月の狂拳(左)vs.野杁の死闘には関根さんも衝撃を受けた 【t.SAKUMA】
関根「狂拳(竹内裕二)と野杁(正明)君の試合ですね、左フックでダブルノックダウンした後に、狂拳が野杁をKOしたっていう。今まで僕もたくさん試合を見て来たけど、ダブルノックダウンを見たのは、あの時が初めてじゃないかな……」
――Krushの選手は個性豊か?
関根「そうなんですよ! しかもその個性が幅広い。久保優太みたいに普段はニコニコしているけどリングに上がって豹変する選手もいれば、狂拳みたいなキャラもいて。11月にスカイツリーのイベントで狂拳と出演した時も、いきなり『(竹内の口調を真似をして)ラビットォ!』と声をかけてきましたからね。そんな狂拳を石川直生が『お前、関根“さん”だろ!』と注意するという(笑)。でも若い選手が活躍している一方で、ずっとKrushを支えてきた石川みたいなベテランたちも健在で、最近は巻き返してきているじゃないですか。ベテランvs.若い選手がガチガチやり合っている構図もたまらないです。初めてKrushを見る人はスピーディでフレッシュな試合を楽しめるし、ずっとKrushを見ていた人たちはそういったストーリーも楽しめる。Krushは色々な人たちが楽しめる格闘技イベントだと思います」
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