「素人とは年末にテレビでやってろ!」中之上が蝶野迎撃を表明!!
内田社長暴行の蝶野迎撃を表明したた中之上(左) 【全日本プロレス】
■蝶野の暴挙に内田社長がコメント
この日、追加カードとして発表されたのはアジアタッグ王者の田中稔&金本浩二のジュニア・スターズに大和ヒロシ&佐藤光留が挑戦するアジアタッグ選手権試合と、征矢学が大日本プロレスの前王者・佐々木義人を迎え撃つBJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合の2試合だ。
そして、昨日の公開契約における蝶野の暴挙についても内田社長よりコメントがあった。蝶野が怒ったという「選手契約が入っていない」ということに関しては、「レスラー云々という話も出ていなかったし、9月の横浜文体に来られた時も『コンディションが整っていない』ということをおっしゃっていたので、元レスラーとしてサポートしてもらうというのが癇(かん)に障ったのかもしれないですね。まだ引退しているわけではないですからね」と分析。しかし、いきなりリング上で張り飛ばされたことで、「何がなんだかわからなかったですね。後遺症はないですけど、心は傷つきました。昨日はなかなか眠りにつけませんでしたから」と、冷静な表情で語るも、腹の中は怒りで煮えくり返っている様子だった。
その一方で、蝶野が参戦することに関しては、「レスラーとして上がってもらうのは問題はありません。うちには闘える選手がたくさんいるので」と、認める意向。しかし、蝶野が名前を出した諏訪魔とのタッグなどについては、「諏訪魔本人からは何も聞いてないですし、諏訪魔が簡単にタッグを組むというのは考えづらい。確認してから発表させてもらいます」と、保留するようだ。
キャリア20年が素人を食らわしていいものか?
大晦日に続き、素人に手を上げた蝶野 【t.SAKUMA】
内田社長も中之上の要望は聞き入れるつもりで、「頼もしいですね。蝶野さんはビッグネームですから、ああいう選手に食ってかかる選手がいるということは大変頼もしいです」と、自身の仕返しも含めて蝶野制裁を託すつもりだ。
しかし、アドバイザリー契約を結んだ以上、その仕事は全うしてもらうつもり。「アドバイザーとしての仕事はしてもらいます。選手としてはうちの選手と闘えばいい。武藤さんだって、好き勝手にはさせないでしょう」と、蝶野の黒い侵攻を指をくわえて待つつもりはない。「もしかしたら、パンドラの箱を開けてしまったのかもしれない……」と憂いつつも、全日本の選手たちにストップ・ザ・蝶野を託す。
■全日本プロレス『2013新春シャイニング・シリーズ』最終戦
1月26日(土)東京・大田区総合体育館 開始17:00
【決定対戦カード】
<アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者]田中 稔、金本浩二
[挑戦者]大和ヒロシ、佐藤光留
※田中&金本は3度目の防衛戦
<BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
[王者]征矢 学
[挑戦者]佐々木義人(大日本プロレス)
※征矢は初防衛戦
【既報対戦カード】
<三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]船木誠勝
[挑戦者]曙
※船木は4度目の防衛戦
<スペシャル・タッグマッチ 60分1本勝負>
武藤敬司、リック・フレアー
藤波辰爾(ドラディション)、真田聖也
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