風香GMが徹底解説、12.24イブ大会のここに注目!=スターダム
苦難のイオ、嬉し涙を流して年を越してほしい
イオ(上)には苦しかった1年が報われる勝利を期待 【写真:(c)スターダム】
紫雷イオ
今年はイオちゃんにとって長く苦しい時間だったと思います。
法律上、白であることが証明されても、団体やファンのみなさんをがっかりさせる旅をしていた事実にかわりありませんでした。
だから無条件にかばうことはしませんでしたし、当初は厳しい言葉もかけました。
あのあと、ブログを書くのも人前に出るのも復帰するのも、全部が恐怖だったと思います。
復帰しても前みたいにチャンスをもらえず。
それでも文句ひとつ言わずに耐えていました。
近くで見ていて、もう十分すぎるくらい後悔や反省をしていました。
もうそろそろいいんじゃないでしょうか、イオちゃんが脚光をあびても。
やっと巡ってきた大きなチャンス。
相手は強敵だけど(vs.木村響子)、苦しかった一年が報われるためにも勝って来年に望みをつないでほしいです。
嬉し涙を流して年を越してほしいです!!
私が新人の頃は三禁に手を出そうとする余裕もなかった
スターダムLOVE☆
そして〜、前回の『女子プロレスの三禁』の反響が大きかったので当時のことをもう少し。
私が新人の頃は三禁に手を出そうとする余裕もなかったんです。
寮は道場の隣だったからいつ先輩が来るか分からないし、同居してる海外の先輩は格別に恐かったので(笑)
私の頃にはずいぶんゆるくはなってたらしいけど、それでも今とは全く違いました。
先輩の前で髪をとかすこともダメだと教えられてたから、メールもNG、通話なんてもってのほか。
先輩には「はい」と「すみません」以外言うなと教えられ、先輩が言うことは黒でも白。
一番理解できなかったのは、先輩に足を踏まれても、後輩が謝罪しないといけないと教えられたこと。
「どうしてですか?」と聞くと、「先輩が置こうとしてる場所にあんたが足を置いてたから」という理屈。
その先輩が悪いわけではなく、それが当たり前の世界だったし、
そんな中でも優しい先輩がほとんどでしたけどね♪♪
2013年はもう一度厳しく楽しい女子プロ界にできるように
郷に入っては郷に従えと言うように、一応守ってたけど
それがおかしいと思う気持ちは絶対に忘れたくなかったから、私は理不尽なことは受け継ぎませんでした。
だから、プロレス界から特殊なルールをごっそり減らして住みやすい業界にしたのは少なからず私だと自負しています……
が、崩しすぎてプロレスの良い厳しさまで失わせてしまったのも私なんじゃないかと、実は激しく反省中なんです。
いろいろ失敗して学びながら、2013年はもう一度厳しく楽しい女子プロ界にできるように私も生まれかわるぞー!!
と、いうわけで。
みなさま、一年間本当に応援ありがとうございました。
来年は両国国技館進出という大きな闘いが待っているので、引き続き応援していただけると嬉しいです(*^−^*)
来週は、タイトルマッチにパッションメラメラの高橋奈苗選手にバトンを繋ぎたいと思います(^−^)/
みなさま、良いお年を〜。
12月24日(月・祝)東京・後楽園ホール 開始18:30
<ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
[王者]高橋奈苗
[挑戦者]愛川ゆず季
※高橋奈苗、6度目の防衛戦
<ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
[王者組]夏樹☆たいよう、世IV虎
[挑戦者組]松本浩代、夕陽
※夏樹&世IV虎、初防衛戦
<次期タイトルマッチ挑戦者決定戦 30分1本勝負>
紫雷イオ
木村響子
※勝者は希望するタイトルに挑戦できる権利を獲得
<タッグマッチ 20分1本勝負>
宝城カイリ、翔月なつみ
鹿島沙希、安川惡斗
<タッグマッチ 20分1本勝負>
脇澤美穂、須佐えり
岩谷麻優、ケリー・スケーター
<横尾由衣デビュー戦 15分1本勝負>
横尾由衣
ヘイリー・ヘイトレッド