新フリー披露の浅田「手拍子が後押しになった」=日本が2年ぶり5回目の優勝 ジャパンオープン
小塚「良い方向に進んでいる」
好演技を見せた小塚 【坂本清】
衣装は、毎年同じ、ジェフ・ビリングズさんに作ってもらっています。音楽を渡してビリングズさんの完成で作ってもらっています。今回はミリタリーチックというか、そういう系統のコンセプトで作ったと聞いています」
鈴木「必死になってやっていた」
焦りが出たと話した鈴木明子 【坂本清】
今回(のプログラム)は『オー』という水のショーです。衣装は振付師のパスカーレ(・カメレンゴ)さんから、青を基調として、孔雀のようなグリーンとブルーで作ってほしいというアイディアがあったので、それをもとに日本でいつも作ってくださる方とコーチたちと考えて作りました。
今日は後半が特に崩れてしまって、必死になってやっていたので、お客さんの反応を見ることができませんでした。実は、後半に入る前のスピンから出るところで逆方向にいってしまって……初めてこういうことを試合でやってしまったのですが、そこからジャンプを跳ぶ位置が全部逆になって、焦って最後に戻すということをしていました。プログラムというより、とにかく『やらなきゃやらなきゃ』、という焦りにつながってうまく滑れませんでした。
こういうことが試合でも起こりうるんだなと感じましたし、今後こういうことがあっても動揺しない強い気持ちを持ちたいです。でも、良い経験になりました。
コレオグラフィックシークエンスは、今までは手拍子でステップを踏むことが多かったんですけど、今回はルール変更もあって、曲の感じとスタイルが合うようにと、パスカーレ先生にも言われています。とにかくスピードを出してリンクをいっぱいに使って、飛び跳ねるような、鳥が羽ばたいていくようなイメージで滑るようにと言われています。最後はいつも「スピード!」と怒鳴られているので、そこは意識してやっていますが、自由に滑るというのは気持ちいいです」
<了>