王者・瀧谷が地元・愛知で2度目の防衛に成功 久保優太がKO勝利も対抗戦はNAGOYAが勝利=Krush.22
野杁正明は完勝、対抗戦のベストバウトは悠矢vs.林
「Krushを名古屋でやってほしい」と今大会のきっかけとなった野杁(左)は牧平に勝利し、地元のファンを喜ばした 【中村拓巳】
また対抗戦のベストバウトと言える試合は先鋒戦の悠矢vs.林将多のパンチャー対決。両者ともにパンチを得意とし、好戦的なスタイルということで殴り合い・KO決着が期待された一戦は、その期待通りの試合展開に。2人の拳が交錯するエキサイティングな試合となったが、1Rに右フックでダウンを奪った悠矢が2Rに林をKO。会場も大爆発のKO劇を収めて、インパクトを残した。
佐藤嘉洋と大和哲也がエキシビション、UFCファイター日沖発も来場
エキシビションマッチに登場した大和(左)と佐藤。最後は相打ちで両者ダブルノックアウトとなった 【中村拓巳】
またNAGOYA×TOKYO 5対5マッチの特別プレゼンターとして、UFCファイターの日沖発が登場。副将戦で勝利し、名古屋勢の勝ち越しを決めた野杁に勝利者トロフィーを渡し、名古屋が世界に誇る立ち技とMMAのトップファイターの共演となった。
宮田充プロデューサー「試合内容・お客さんが来てくれたことは満点」
大成功に終わったKrush名古屋大会。13年には広島大会の開催も内定している 【中村拓巳】
8.12Krush後楽園大会でKO勝利したISKA世界バンタム級王座を防衛した寺戸伸近がKrush広島大会の開催をアピールし、宮田プロデューサーもそれを承諾。Krushは2013年に広島大会の開催も内定しているが、宮田プロデューサーは「今回は名古屋から東京に遠征してくれる選手が良い試合をしてくれて、名古屋に力のあるジムが多いから成立した大会です。来年は広島でも大会をやってみようと思いますが、今回とは違うイベントにしたいと思います」と、広島大会は強豪選手が多い名古屋とは違う色のイベントにしたいと語っている。
■「Krush.22 〜in NAGOYA〜」
8月26日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール
<メーンイベント第10試合 Krush −55kg級タイトルマッチ 3分3R>
○瀧谷渉太(桜塾/王者)
(判定 3−0)
●匠(チームドラゴン/挑戦者)
※30−29、30−29、30−29
※瀧谷が2度目の防衛に成功
<セミファイナル スペシャルエキシビションマッチ 2分2R>
佐藤嘉洋
(エキシビションのため勝敗なし)
大和哲也
<第9試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ大将戦 Krush −66kg契約 3分3R延長1R>
●大和侑也(大和キックボクシングジム)
(2R 0分51秒 KO)
○久保優太(Fighting Kairos)
<第8試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ副将戦 Krush −63kg Fight 3分3R延長1R>
○野杁正明(OISHI GYM)
(判定 3−0)
●牧平圭太(team pitbull)
※30−29、30−28、30−27
<第7試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ中堅戦 Krush −63kg Fight 3分3R延長1R>
○泰斗(GET OVER)
(判定 2−0)
●尾崎圭司(チームドラゴン)
※30−29、30−29、30−30
<第6試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ次鋒戦 Krush −60kg Fight 3分3R延長1R>
●石橋真幸(名古屋JKファクトリー)
(判定0−3)
○青津潤平(NPO JEFA)
※9−10、9−10、9−10
<第5試合 NAGOYA×TOKYO・5対5マッチ先鋒戦 Krush −60kg Fight 3分3R延長1R>
○悠矢(大和キックボクシングジム)
(2R 0分47秒 KO)
●林将多(チームドラゴン)
<第4試合 Krush −63kg Fight 3分3R>
●前田修(GET OVER)
(3R 2分33秒 KO)
○安田慶二郎(AXIS−J)
<第3試合 Krush −63kg Fight 3分3R>
○富平禎仁(アーネスト・ホーストジムJapan)
(3R 0分37秒 KO)
●武彦(月心会)
<第2試合 Krush −60kg Fight 3分3R>
●MAN☆48(大和キックボクシングジム)
(判定0−3)
○中野祐基(練正館)
※25−28、25−29、25−29
<第1試合 Krush −60kg Fight 3分3R>
●瑠輝也(荒木道場)
(2R 2分6秒 KO)
○平塚大士(チームドラゴン)
<オープニングファイト第4試合 Krush −55kg Fight 3分3R>
●作田良典(GET OVER)
(1R 2分22秒 KO)
○磯部心(Splash)
<オープニングファイト第3試合 Krush −70kg Fight 3分3R>
○佐藤篤史(アーネスト・ホーストジムJAPAN)
(判定3−0)
●西内貴洋(チームドラゴン)
※28−27、29−27、29−27
<オープニングファイト第2試合 Krush −63kg Fight 3分3R>
△宮地謙太朗(GET OVER)
(判定0−0)
△?岡誉崇(NEX)
※30−30、29−29、30−30
<オープニングファイト第1試合 Krush −55kg Fight 3分3R>
○大高瑞基(TEN CLOVER GYM)
(判定3−0)
●Shi−mo(KSS健生館)
※30−29、30−29、30−29