翔月なつみ、即断即決で訪れたプロレスとの出会い スターダム『明日に輝け』リレーコラム Vol.7

スターダム

抜け殻のような日々を変えた運命の出会い

小学生の頃に少林寺拳法を習っていたという翔月。その経験が今に生かさせている 【写真:(c)スターダム】

こんにちは!

舵(かじ)をとりすぎて滑ってた宝城選手からバトンをいただいた、少林ガールの翔月なつみです(^^)

兵庫県尼崎市出身の関西人の23歳です!

新人は自己紹介的な内容が多いので、私もプロレスラーになるまでを語りたいと思います☆

コラムを書くのは初めてなので読みにくいかもしれませんがよろしくお願いします。

始まりは2010年の4月でした。

東京で美容師をしていた時、使用していた薬品が肌に合わず爪がめくれてシャンプーすらできなくなりました。

「完治までに1年以上かかる」と言われ、志半ばで実家に帰ってきた私。

抜け殻のようになり、ただただバイトをこなす日々。

つまらない……。

そんな日々を変えたのは、偶然の出会いでした。

芸能事務所のレッスンに通うようになり、気づいたときには舞台に出演していた 【写真:(c)スターダム】

〜2010年4月〜

知り合いの紹介で出会った、芸能事務所のAさん。

Aさんの勧めで、何となく芸能事務所でやっているレッスンを見に行くことになり、そのままマネージャーらしき人と面接、そのままなぜかレッスンを受けることに。

そして、なぜか毎週あるレッスンに通うようになったら、気づけば舞台に出演。

初めての舞台は……ワンシーンだけで、あってもなくても良さそうな役。

役者がやりたかったわけじゃなかったのに、それが悔しくて

だから舞台が終わってからもレッスンは続けて、もっと真剣にやりたい! と思い、上京することを決めました!

私は『思い立ったら即行動!』タイプ。

〜2011年3月〜

親に対して説明もせず、勝手に上京を決めたから
そりゃ〜言った時は、大反対でした。

でも『私はやりたい!』

ただその気持ちだけで、もう止まることはできませんでした。

スターダムだったことが必然だった

もしスターダムじゃなかったら、プロレスの世界にはいなかったという翔月。スターダムだったことが必然だったとも 【スポーツナビ】

〜2011年7月〜

上京してから有難いことに、少しテレビにも出れたりした。

でもバイトをしなければ生活できなくて、気づけばまたバイト漬け……

これじゃあ実家と変わらない……

そんな時、プロレスを題材にした舞台『きら星の磁石』に出会って私の人生は決まりました。

そして、後に同期になる宝城カイリと安川惡斗も同じ舞台に出ていたなんて……今となればこれが運命なんですね。


舞台が本番を迎える頃、よりリアルに演じるためにとスターダムの後楽園大会を見に行かせていただきました。

その大会が……衝撃だった。

自分より若くて体重も軽そうでかわいい子が、めちゃくちゃ痛そうなコトをしてる。

私が想像していたプロレスとは全く違う、華やかな世界があった。

それから舞台が終わる頃、関係者の方にプロレスをしてみないかと誘われ

「はい。やります」

と即答した自分には自分が一番ビックリ。

でもスターダムじゃなかったらこんな危ない世界に飛び込もうとは思わなかったし、見に行った団体がスターダムだったことが必然だったと今は思います。

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