12年目の現実に震えろ! 豪華五大タイトルマッチ 好勝負必至のカードがズラリ!=2.18DEEP見どころ

提供:イープラス

1年8カ月ぶりの復帰戦で勝利し、完全復活を果たした廣田(写真左)。果たして初防衛なるか 【t.SAKUMA】

 1年4カ月ぶりとなるDEEPのTDCホール大会『DEEP57 IMPACT 〜12年目の現実〜』が、2月18日に開催される。2010年10月に行われたTDCホール(当時・JCBホール)大会のサブタイトルは『10年目の奇跡』だったが、今回のそれは『12年目の現実』。前回は青木真也(Evolve MMA)やミノワマン(フリー)など、DREAMで活躍する選手も多く参戦し豪華な顔ぶれのなか行われたが、今回は現在DEEPで活躍する各階級のトップファイター中心のラインナップ。DEEPの現在進行形が見えるカード編成となっている。

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完全復活遂げた廣田、初防衛なるか

 今大会ではライト、フェザー、バンタム、メガトン、女子無差別、各階級のタイトルマッチが行われる。ライト級では昨年8月に菊野克紀(ALLIANCE−SQUARE)を破り第6代王者となった廣田瑞人(CAVE)が、池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)を挑戦者に迎え初防衛戦を行なう。菊野戦は2009年大晦日の青木戦で右腕を骨折して以来、1年8カ月ぶりの復帰戦だったが、廣田はそのブランクをものともせず前へ前へと突き進み、5−0の判定勝ち。ライト級のベルトを腰に巻くとともに、完全復活をアピールした。
 対する池本は、2010年1月の白井祐矢(Team M.A.D.)戦に敗れDEEPウェルター級王座から陥落した後、ライト級に転向し、以降2戦2勝の戦績。ボクシングベースの廣田を相手に、トリッキーなオリジナル技「ダブルパンチ」「エアハンマー」が炸裂(さくれつ)するか見物だ。

ジョージ・ルーカスの娘が遂にベルトに挑戦

ジョージ・ルーカスの娘、アマンダ(写真)の応援にダース・ベイダー襲来も 【t.SAKUMA】

 バンタム級タイトルマッチでは大塚隆史(AACC)vs.前田吉郎(パンクラス稲垣組)が一騎打ちだ。王者・大塚は昨年行われたDREAMバンタム級日本、世界の両トーナメントでいずれも1回戦敗退。前田もDREAMバンタム級日本トーナメントでは1回戦で姿を消し、復帰戦となった同年10月の中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)戦でも苦杯をなめた。ともに次の一敗はキャリアにおいて致命的なものになりかねない。再起を懸けた者同士によるタイトルマッチの行方やいかに。

 そして、『スターウォーズ』の監督として知られるジョージ・ルーカスの娘、アマンダ・ルーカス(The Skrap Pack)が遂にベルトに挑戦。かつてL−1やVTJ96など数々の格闘技戦に打って出たベテラン女子プロレスラー・堀田祐美子(REINA女子プロレス)と初代女子無差別級王座を懸け争う。
 堀田は今回の一戦に際し「引退前に一度、格闘技戦をやってみたかった。チャレンジすることに意義があると思う一方、このチャンスはものにしたい。勝つことしか考えていない」と意気込んでいる。格闘技戦はブランクがあるが、堀田を指導する門馬秀貴は「練習するたびに進化している」と太鼓判を押す。来日する度に「ジョージ・ルーカスも応援に駆けつける……かも」と佐伯代表はアナウンスしてきたが、愛娘のタイトルマッチとあって本当にTDCホールに駆けつける……かも。

 メガトン級では、メガトン史上最強の呼び声高いレヴァン・ラズマゼ(フリー・※今回より「どすこい羅頭魔勢」から改名)が初防衛戦。柔道グルジア王者として昨年1月に総合デビューし、4戦4勝(すべて一本かKO)の戦績を残している。昨年8月の田澤和久(THUG LIFE 香和)とのタイトルマッチも秒殺で勝利し、日本のスーパーヘビー級クラスではもはや敵なし状態のラズマゼ。初防衛戦の相手は「倒せるとしたらこういうタイプ」と佐伯代表が語る、K−1でも活躍した打撃を持つ野地竜太(TEAM GARO)だ。これまで同様ラズマゼが体格とパワーで圧倒するか、それとも野地がスピードで撹乱(かくらん)しキレのある一撃を炸裂(さくれつ)させるか。まばたき厳禁の一戦だ。

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