錦織、次戦のツォンガ戦「すごく不安です」=全豪テニス4回戦へ心境語る

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「自分の調子がすごく良かった」

ツォンガ戦へ向けての心境を語った錦織 【写真:ロイター/アフロ】

 全豪オープンテニス・男子シングルス3回戦が21日、オーストラリアのメルボルンで行われ、錦織圭(フリー)はフランスのジュリアン・ベネトウを破り4回戦進出を決めた。ベスト16に進出した錦織がこの試合を振り返るとともに、4回戦のジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)戦に向けて心境を語った。

――見事な勝利でした。今の率直な感想は?

 とにかくうれしいです。この接戦をモノにできて、まずはほっとしています。

――第3セットに2ゲームをブレークされて2−5という場面がありました。その時の心境は?

 1ゲームずつ、1ポイントずつ挽回していこうと思っていました。2−5から3−5になるゲームではすごくいい形でポイントを取れていましたし、4−5になって相手のサーブになっても、いけるという感覚があったので、1ポイント1ポイントを大切に戦うようにしました。

――その後、5−5に追いついてのサービスゲーム。40−0とリードしているとこからブレークされた場面はいかがでした?

 そこは一番反省しないといけないところです。40−0で、しかも自分のサーブで、そこから簡単にゲームを落としてしまいました。そこから挽回してセットを取れたので良かったですが、一番の反省点だと思います。

――第3セットのタイブレークを取り、第4セットはいいところで自分の力が出せたと思うのですが、その要因は?

 全体的に出だしから自分の調子がすごく良くて、そのなかでも相手のテニスを上回っていったので、自分のテニスをずっとキープしようと思っていました。最後のセットは、思い切りどんどん打っていけましたし、サーブも入っていたので、勝ちにつながったと思います。

対ツォンガへ「作戦を練っていきます」

――全豪で日本人男子として80年ぶりのベスト16進出ですね。

 すごく誇りに思います。日本人として、こうやって記録を破っていくのはとてもうれしいです。

――2008年全米でのベスト16進出の時との違いはありますか?

 あります。08年の時は、ベスト16に残るのが夢みたいな感覚だったのですが、今は当然とはいかないまでも、それくらいに思っているので、気持ちも自分で強くなってきている証拠かなと思います。

――4回戦のツォンガ戦については?

 以前勝っている相手ではありますが、すごく不安です。ツォンガは今シーズンとても調子がいいので。フォアやサーブでどんどん前に出てきて、攻撃的なプレーをしてくるので、それに自分が対応できるのかという不安が今は少しあります。これから作戦を練っていきたいと思います。

<了>

WOWOW番組情報

全豪オープンテニス 大会第8日〜デイセッション〜

1月23日(月)午前8:55〜午後5:30[WOWOWライブ]生中継
・男子シングルス4回戦 「錦織圭(日本) vs. ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)」
・男子シングルス4回戦 「リシャール・ガスケ(フランス) vs. ダビド・フェレール(スペイン)」

全豪オープンテニス 大会第8日〜ナイトセッション〜

1月23日(月)午後5:30〜深夜0:00[WOWOWライブ]生中継
・女子シングルス4回戦 「サビーン リシッキ (ドイツ) vs. マリア・シャラポワ(ロシア)」
・男子シングルス4回戦 「ノバック・ジョコビッチ(セルビア) vs. レイトン・ヒューイット(オーストラリア)」

※試合の進行により、放送カードが変更となる場合がございます。
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